イラクとの死闘に敗れた日本 まさかの苦闘に韓国メディアも辛辣速報「24年版のドーハの悲劇」「虚しくも崩れた」

2024年1月19日(金)22時54分 ココカラネクスト

得意のドリブル突破も鳴りを潜めた久保。(C)Getty Images

 アジアの頂点に向けた戦いは、やはり険しい。現地時間1月19日、サッカーのアジアカップがカタールの首都ドーハで行われ、グループDの日本代表は1-2でイラク代表に完敗。決勝トーナメント進出はインドネシア代表とのグループ最終戦に持ち越しとなった。

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 メソポタミアのライオン(イラク代表の愛称)の牙は、容赦なくサムライに突き刺さった。開始早々の5分に左サイドを崩されてのカウンターからアイメン・フセインに先制弾をねじ込まれると、前半アディショナルタイムにもカウンターからA・フセインにヘディングシュートを叩き込まれた。

 局面での肉弾戦も厭わないイラク守備陣のタフなサッカーに手を焼いた日本。攻勢を強めた後半は敵陣でボールを持つ時間が増えたものの、相手守護神ジャラル・ハッサンを中心とした堅牢を崩しきれず。後半アディショナルタイムに遠藤航のゴールで1点を返したが、ビハインドのままタイムアップを迎えた。

 大会初戦のベトナム戦に続く日本の苦しい戦いぶりには、“ライバル国”からも手厳しい評価が相次いだ。韓国紙『朝鮮日報』は「日本の守備は虚しく崩れた」と脆さを露呈した森保ジャパンのクローズアップ。「アジアカップの圧倒的な優勝候補と言われていた日本は、とんでもない形で先制点を奪われ、最後まで揺さぶられた。『精鋭』と言われた戦力を誇った彼らだが、緩い守備は名声にふさわしいものではなかった」と辛辣にリポートした。

 また、韓国メディア『OSEN』も「衝撃的だ」「日本沈没」と銘打った速報記事を矢継ぎ早に発信。そのなかで「アジア最強を誇っていたはずの日本はイラクに敗れた。これは24年度版のドーハの悲劇だ」と良いところなく黒星を喫した森保ジャパンを皮肉った。

 イラクに敗北した日本はグループリーグ敗退の可能性も浮上。それだけに韓国メディアもアジアの厳しさを味わうライバルを気にせずにはいられないようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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