【AJCC】波乱期待値上昇中!5番人気以下激走馬の共通項とは

1月19日(日)17時0分 SPAIA

競馬のイメージ画像ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

穴馬の条件は?

真冬の中山、その終わりを告げるのはアメリカジョッキークラブカップ(AJCC)である。レースの起源は1960(昭和35)年1月19日に日米安全保障条約が締結されるのに先立ち、今の中山金杯と同じ1月5日に芝2000mハンデ戦で行われた第1回にある。

翌年には中山金杯(冬の中山最終週)と施行時期が入れ替えられた。現在と同じ芝2200mとなったのはグレード制が導入された1984年以降、GⅠクラスの始動戦として定着していった。

ただ近年のレース結果は、16年7番人気3着ショウナンバッハ、17年7番人気1着タンタアレグリア、18年8番人気3着マイネルミラノ、19年シャケトラ7番人気1着と毎年のように穴馬が入っている。ここでは激走する人気薄を中心に探っていく。

6年連続7番人気以下が馬券圏内

ここはピンポイントに過去10年5番人気以下の馬のみをデータ抽出してみる。

表1_前走との距離比較別成績ⒸSPAIA

表2_5番人気以下の前走との距離比較別成績ⒸSPAIA


前走との距離比較でみると、距離短縮組【3-1-1-30】距離延長【0-4-3-45】と3連単のアタマから一発本塁打で大逆転を狙いたい場合は距離短縮組を狙おう。人気に関係なく過去10年全体でも距離短縮組は【7-3-2-39】と距離延長組【3-7-7-55】より優勢である。

なお、距離短縮組で勝った5番人気以下の馬3頭は前走芝2500mの有馬記念2頭(10年ネヴァブションと19年シャケトラ)と天皇賞(春)1頭(17年タンタアレグリア)である。

風の影響(正面直線部分が向かい風となりやすい)と野芝の休眠期が重なる1回中山は総じて上がり時計がかかるレースが多い。この時期、コースを1周する中距離戦はスタート直後とレース終盤に向かい風に見舞われやすく、スピードタイプには鬼門といっていい。

このAJCCも例外ではなく、同じ芝2200mでも野芝オンリーのセントライト記念やオールカマーとは異なり、ステイヤー的なレース経験、もしくは適性がある馬に向く舞台であると覚えておきたい。つまりセントライト記念やオールカマーとAJCCは切り離して考えるべきである。

5番人気以下の距離延長組で馬券圏内に来た7頭のうち14年フェイムゲーム6番人気3着を除く6頭の前走距離は芝2000m。中山金杯が真っ先に頭に浮かぶが、こちらは【0-1-1-16】とやや冴えない。これは詰まった出走間隔の問題が大きいのだろう。

反対に中日新聞杯【0-1-1-3】のようにシーズン末期のやや時計がかかるスタミナ色が強い2000m戦から穴が出現しており、似た条件のチャレンジCも含め連下候補に考えておきたい。時計がかかる芝に強い、これは距離延長、短縮どちらにもいえる共通項だ。

表3_前走クラス別成績ⒸSPAIA

表4_5番人気以下の前走クラス別成績ⒸSPAIA


前走クラス別成績ではGⅠ組が【6-4-2-21】で優勢なのは動かず、中距離GⅡらしい格を感じさせるが、この傾向は5番人気以下に区切っても変わらない。格下にあたるGⅢ組は【0-3-2-24】であり、注意を払いたいが、人気薄激走馬を抽出するためには5番人気以下で前走GⅠ組【3-2-1-11】を登録馬段階から探しておきたい。

表5_当日馬体重別成績ⒸSPAIA

表6_5番人気以下の当日馬体重別成績ⒸSPAIA


過去10年5番人気以下で馬券圏内に入った馬の多くは当日の馬体重が480キロ以上の大型馬であるのも舞台設定を考えれば納得できるところだ。440〜459キロ【0-0-2-6】と軽量馬も頑張るケースもあるが、大型馬であることは人気薄激走の第一歩であることを頭に入れておきたい。

以上のことから
・当日馬体重480キロ以上
・前走GⅠ組
・距離短縮組もしくは(中山金杯以外の)GⅢ芝2000m戦

という5番人気以下の馬を見つけたとき、そのときこそ一発逆転のチャンスである。

SPAIA

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