テスラ、主力のミドルSUV『モデルY』を刷新。テールに初の拡散反射技術を採用し、初回限定モデルも

2025年1月20日(月)17時30分 AUTOSPORT web

 電動モデルの先駆者であり、2023年にはEVとして初めて世界の車種別販売台数トップに立ったテスラのミッドサイズSUV『Model Y(モデルY)』が、全面的な改良を受けて登場。エクステリア、インテリアのみならず、乗り心地や効率性を向上させ、初回限定版“Launch Series(ローンチ・シリーズ)”が設定され1月10日より販売が開始されている。


 黎明期の『ロードスター』から主力サルーンの『モデルS』に続き、ファルコンウィングドアが特徴的な『モデルX』、さらにコンパクトな『モデル3』などに続く、ブランド5番目のモデルとして誕生した同車は、全長4.8m級のスペースユーティリティに優れる5ドアのクロスオーバーSUVのボディを持つ。


 そのモデルYが内外装の大幅刷新を受け、新たに『サイバートラック』や、ロボタクシーの『サイバーキャブ』から得た大胆なデザインテイストを採り入れ、リヤではボディパネルテールライトとして初の拡散反射技術を採用するなど、先進的な変更も含めたエクステリアに仕上げられた。


 またサスペンションやホイール、タイヤが新しくなり、乗り心地はよりスムーズさを増しており、特別仕様のアコースティックガラスに加え、再設計されたボディキャスティングによって70点の部品をわずか1点に減らすことで、より少ないギャップを実現。静粛性も大きく向上させている。

リヤではボディパネルテールライトとして初の拡散反射技術を採用する
スタンダードレンジとなるRWDモデルが自社測定値で航続距離547km、同じくデュアルモーターAWDのロングレンジが635kmを実現


 一方のインテリアも、アップグレードされた15.4インチのタッチスクリーンがドライビングエクスペリエンスの中心に位置し、さらに滑らかな動作を具現化。2列目シートには8インチのタッチスクリーンが搭載され、さまざまな機能にアクセスできる。もちろん、これらはワイヤレスアップデートに対応し、つねに最新の機能が提供される。


 そのパワーリクライニング式の2列目シートをフラットに折りたたむと、トランクスペースは合計2130リッターを超える広いスペースに拡張され、荷物を収納する際はクルマに近づくだけでリヤゲートが開き、簡単に積み下ろしができるハンズフリートランク機能も備わる。


 導入版“ローンチ・シリーズ”は、スタンダードレンジとなるRWDモデルが自社測定値で547kmの航続距離となり、0-100km/h加速で5.9秒を記録。同じくデュアルモーターAWDのロングレンジが同635kmを実現し、0-100km/h加速で4.3秒をマークし、最高速はともに201km/hとされている。


 価格変動性を導入するテスラだけに、最新の状況は公式サイトでの確認が必要なものの、発売日時点でRWD仕様が595万円、同AWDのロングレンジが683万9000円(いずれも税込)に。


 また、この新型導入に際し在庫モデルを新車購入するユーザーに対しては、日本国内で125箇所、638基が展開される急速充電ネットワーク『スーパーチャージャー』を、納車後5年間無料で利用可能なお年玉キャンペーンも実施されている。


テスラ公式サイト:https://www.tesla.com/ja_jp/modely

新たに『サイバートラック』や、ロボタクシーの『サイバーキャブ』から得た大胆なデザインテイストを採り入れた
在庫モデルを対象に、急速充電『スーパーチャージャー』を納車後5年間無料で利用可能なお年玉キャンペーンも実施されている


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