マンチェスター・Uを「史上最悪のチーム」にした三笘薫 英メディアが1G1Aの活躍を絶賛「ミトマは欲望に溢れていた」

2025年1月20日(月)11時30分 ココカラネクスト

身体を投げ出して値千金の勝ち越し弾を決めた三笘。(C)Getty Images

 サムライがビッグゲームでセンセーショナルな輝きを放った。

 現地時間1月19日に行なわれたプレミアリーグの第22節で、ブライトンはマンチェスター・ユナイテッドと敵地で対戦。3−1で快勝を収めた。

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 この一戦で、圧巻のパフォーマンスを見せつけたのが、ブライトンの三笘薫だ。4−2−3−1の左サイドハーフで先発した背番号22は、開始5分に味方のロングパスに素早く反応して相手の最終ラインの裏に抜け出す。そして巧みなトラップでボールを収めてから、絶妙なラストパスを供給。ヤンクバ・ミンテの先制ゴールをおぜん立てした。

 勢いは止まらない。1-1で迎えた60分には、ショートカウンターから敵エリア内の右でボールを受けたミンテの柔らかいクロスにファーサイドで反応。最後は身体を投げ出して飛び込み、右足で合わせ、値千金の勝ち越し点を挙げた。

 この三笘の一撃は、レスターで活躍した岡崎慎司氏と並んでいた同リーグの日本人最多得点記録(14)を更新するメモリアルなものとなった。相手は今シーズンに不振に喘いでいるとはいえ、マンチェスター・Uというメガクラブ。やはり千両役者と言うほかにない。

 無論、降格圏まで10ポイント差と低迷するマンチェスター・Uの地元メディアでは、日本代表WGに対応しきれなかった自軍への批判が飛んだ。日刊紙『Manchester Evening News』は「最悪の惨敗」と試合内容を酷評した上で、三笘のマークについた右SBのヌサイル・マズラウィに「3」という採点を付与。「上品かつ力強いカオル・ミトマに苦戦した。ミトマがミンテの得点につながるクロスを上げたときも、得点したときも、ついていくことができなかった」と断じた。

 無論、ブライトンを勝利に導いたこともあり、英メディアの大半は三笘へ称賛を寄せる。

 英公共放送『BBC』は、直近10試合で2勝と低調なマンチェスター・Uの指揮官ルベン・アモリムによる「我々はマンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームかもしれない。それを認めなければいけない」とのコメントを紹介した上で、「ブライトンの攻撃の流れを食い止めることができずにホームチームは困惑した。まさに流動性であり、とくにミトマは欲望に溢れていた」と絶賛。この大一番のマン・オブ・ザ・マッチに他でもない三笘を選出し、「8.2」という高採点をつけた。

 また、英衛星放送『Sky Sports』もマンチェスター・Uを「最悪のチーム」と酷評。「今の順位表を見ればそれがわかるし、彼らの試合を見れば明らかだ」と続けた一方で、「ミトマを中心とした華麗な攻撃を展開したブライトンはユナイテッドを完全に屈服させた」と称賛している。

 マンチェスター・Uを華麗に翻弄して声価を高めた三笘。存在感を強める27歳から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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