冬になるとなぜ顔に赤みがでるの?
2024年1月21日(日)11時5分 ココカラネクスト
「冬になると顔に赤みが出やすい」と感じている方がいらっしゃると思います。
そんな今日は冬の肌悩みのお話ししていきますね。

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顔や毛穴が赤くなるメカニズムは・・・
毛穴が酸化した皮脂や古い角栓によってふさがれる
↓
炎症が起こる(毛穴の赤みが表面化)
↓
血管を拡張し、炎症部位を修復しようとする(毛穴周りも赤くなる)
このメカニズムを繰り返していると、皮膚の毛細血管の拡張が戻らなくなり、赤みが続くようになると言われています。
この赤みが出る主な原因は「肌の炎症」と「毛細血管の拡張」によって起こります。
1.バリア機能の低下
肌の乾燥が悪化すると、角質が剥がれバリア機能が低下します。バリア機能が低下すると、肌の乾燥を引き起こすだけでなく、角質細胞が外部からの刺激を受けやすくなり、肌の炎症に繋がってしまいます。
2.乾燥
冬は湿度が低下し肌の保湿機能が低下します。さらに暖房器具の使用などで空気も乾燥するため、肌への負担が大きくなり、乾燥が悪化し赤みへと繋がります。
3.急激な温度変化
寒い室外から温かい室内へ移動すると寒暖差が大きいため、毛細血管の拡張と収縮が繰り返されます。肌が敏感になっていると、皮膚が薄くなるので血管が収縮しづらく、赤みが目立ちやすくなります。
【お顔の赤み】の対処法は・・・
炎症しにくいスキンケア習慣を続けていくこと↓
●紫外線対策をすること
●クレンジング・洗顔では摩擦NG
●ぬるま湯(32℃〜35℃)ですすぐ
●洗顔の洗浄成分はアミノ酸系もしくはベタイン系
●セラミド入りの保湿化粧品を使う
毛細血管の収縮と拡張をコントロールしているのは【自律神経】です。
【自律神経】を整えましょう↓
●軽い運動を継続し、汗をかくこと
●シャワーだけでなくお風呂に浸かる
●良質な睡眠をこころがける
●身体を冷やさない
などの毎日のスキンケアや生活習慣を正しくすることが大事です!
[文:meilong スタッフ]
「東京・恵比寿で美容鍼灸,鍼灸治療をお探しならmeilongへ(https://www.meilong.jp/」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)

大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。
世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。
千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。