三笘薫の2戦連続弾&アシストに冷めぬ熱狂 現地メディアが絶賛「多くの問題を引き起こした」
2025年1月21日(火)12時10分 ココカラネクスト

2戦連発と調子を上げる三笘。ゴールに直結するプレーを増やしている印象だ(C)Getty Images
ブライトンの三笘薫が2戦連発、そして味方の得点もお膳立てする活躍で勝利に貢献した。現地時間1月19日のプレミアリーグ第22節、マンチェスター・U対ブライトンの試合は敵地での戦いとなったブライトンが3‐1で快勝。三笘が1ゴール1アシストを記録し、2連勝の立役者となった。
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ゲームは開始早々、ブライトンが先制する。5分、自陣バックラインから前線へ長いボールが送られると、左サイドに位置していた三笘が絶妙な飛び出しをみせボールをキープ。独走状態でPA内に侵入すると、逆サイドのスペースにパスを送り、走り込んだヤンクバ・ミンテが合わせネットを揺らした。三笘のスピード、そしてゴール前での冷静さが際立つ一連のプレーにより、貴重な先制点が生まれている。
その後、前半の内に同点に追いつかれたブライトンだったが後半、ふたたび三笘とミンテの連携により勝ち越しに成功する。60分、相手ゴール前右サイドでパスを受けたミンテが左足でクロスを供給すると、三笘がディフェンダーと競り合い交錯しながら、先に右足で触りゴールに押し込んだ。
さらに76分にもジョルジニオ・ルターが追加点を決め、ブライトンの勝利が決定的なものに。ミッドウィークでのイプスウィッチ戦に続き、アウェー2連戦で見事な連勝を飾った。そして、このゲームでもブライトンの背番号22には、高い評価が送られている。
英メディア『GIVEMESPORT』では、ゲームレポートにおいてブライトンの得点を伝える中で、「最初のゴールでコンビを組んだミンテとミトマは再びコンビを組み、2点目では得点者とアシスト役が入れ替わった」などと両者のパフォーマンスを称賛。
また、個人採点では、三笘に対し10点満点中での「8.5」を与えるとともに、「巧みなプレーを見せる日本人ウインガーが素晴らしいパフォーマンスを披露し、ゴールとアシストを記録した」などと指摘。また、対峙したプレーヤーの名前を挙げ、「アマド・ディアロやヌサイル・マズラウィとの良い勝負を繰り広げ、相手に多くの問題を引き起こした」と振り返っている。
そして現地スポーツサイト『Squawka』でも三笘の得点、アシストでの貢献を強調。「今日、日本人のウインガーの輝きが再び注目された。74試合の出場で2度目となる得点とアシストを記録し、これは2023年8月のウルブス戦以来の活躍となった」と綴っている。
過密日程の中、敵地で勝負強さを発揮した三笘。シーズンが進むにつれ、相手ゴールに向かうストライカーとしての迫力が増し続けている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]