新天地で戦う小椋藍に脚光。レプソルホンダ終焉やマルティネーターにも【あなたが選ぶニュース&流行語大賞】2024年二輪編
2025年1月22日(水)19時40分 AUTOSPORT web

2025年のモータースポーツシーズンも徐々に開幕していますが、今年はコース上でどんなドラマが生まれるか……編集部としても開幕はまだかまだかと、すでに楽しみで仕方ありません。一方で、昨年度2024年のモータースポーツでも数多くの出来事、そしてキーワードが飛び交いましたが、今回は2025年シーズンが始まる前に、昨年度末に読者の皆様に投票していただきました『読者が選ぶ、MIA(Most Impressive Article)アワード2024』、そして『読者が選ぶ、モータースポーツ勝手に流行語大賞2024』の結果を各カテゴリー別に発表したいと思います。
すでに結果発表済みF1編、GT&SF編、WEC&WERC編に続く今回の第4回では、【MotoGP/二輪レース】からトップ3をご紹介していきます。
■『読者が選ぶ、MIA(Most Impressive Article)アワード2024』二輪レース編
第3位:
ホンダ、30年間続いたレプソルとの関係に終止符。2024年限りでスポンサー契約終了を発表

第3位に選ばれたのは、ホンダワークスを長年支えてきたメインスポンサーのレプソルとの契約終了のニュースでした。WGPの2スト500cc時代から始まったパートナーシップは1994年から始まり、以降「ホンダといえばレプソル」と言えるほどサーキットでは定番のカラーリングでした。そんなマシンがサーキットからいなくなるという、MotoGPファンにとって大きなインパクトを持った話題だったと言えますね。
●記事はこちら:ホンダ、30年間続いたレプソルとの関係に終止符。2024年限りでスポンサー契約終了を発表
第2位:
ホルヘ・マルティン、2025年から複数年契約でアプリリアに移籍決定。ドゥカティワークス昇格ならず

第2位は、2024年MotoGPクラスチャンピオンを獲得したドゥカティのホルへ・マルティンがアプリリアへと移籍するニュースがランクイン。昨季年のマルティンはインディペンデントチームのプラマック・レーシングから参戦し、ドゥカティワークスのフランセスコ・バニャイアとタイトル争いを繰り広げました。そんなワークスのバニャイアを打ち破ったマルティンですが、残念ながらドゥカティワークスへの昇格は叶わず。その後アプリリアへ移籍することとなりました。新王者は今季どんな活躍を見せてくれるのでしょうか?
●記事はこちら:ホルヘ・マルティン、2025年から複数年契約でアプリリアに移籍決定。ドゥカティワークス昇格ならず
第1位:
小椋藍が語るアプリリアからのMotoGP「ホンダで昇格できていればベストでした。それが僕の決断です」

第1位に選ばれたニュースは、日本人ライダーの小椋藍が2025年よりアプリリアからMotoGPクラス参戦することを受けてのインタビュー記事でした。ホンダに所属したライダーがアプリリアからMotoGPに挑むという決断について触れた記事ですが、ホンダから昇格できていたらベストだった……という本音も。新天地からの挑戦となる小椋の2025年に期待しましょう!
●記事はこちら:小椋藍が語るアプリリアからのMotoGP「ホンダで昇格できていればベストでした。それが僕の決断です」
■『読者が選ぶ、モータースポーツ勝手に流行語大賞2024』二輪レース編
第2位(同率):
・「マルティネーター」/ターミネータをもじった新王者ホルヘ・マルティンの愛称
・「ちょうどいい」/9番手となった日本GP予選後に小椋藍が発したコメント
二輪レース流行語ですが、集計の結果、同率2位のキーワードがふたつ並びました。そこで、いずれのワードも2位として両方紹介していきます。まずひとつめは『マルティネーター』。2024年MotoGPクラスのチャンピオンライダー、ホルヘ・マルティンのニックネームがランクインです。チャンピオン決定後のパフォーマンスでは、マルティンがターミネーターのコスプレをしてファンの前に現れたのが印象深かったですね。
ふたつめのキーワードは『ちょうどいい』がランクイン。小椋藍が第15戦日本GPの予選で9番手となった結果を受けて、スタート時にプレッシャーを感じる位置からのスタートではないことから出た言葉がコチラでした。
第1位:
「1043日ぶり」/マルク・マルケスがドゥカティ移籍後初優勝

二輪レース関連の流行語で第1位に輝いたキーワードはコチラ、『1043日ぶり』でした。由来は、ホンダからドゥカティに移籍したマルク・マルケスの優勝が、2021年のエミリア・ロマーニャGP以来、ひさびさだったことから。スランプに陥っていたマルケスにとって、実に約3年ぶりとなる優勝を達成したことで、元王者の復活をファンやチームに向けて強く印象付けた瞬間でした。
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