イチロー氏、日本人初の米野球殿堂入りも満票には1票届かず「非常に光栄なことだと思います」本人は感慨をにじませる

2025年1月22日(水)9時49分 ココカラネクスト

イチロー氏は日本人選手初の米殿堂入りを果たした(C)Getty Images

 2025年の米野球殿堂入りが現地21日(日本時間22日)に発表され、イチロー氏(マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が日本人初の殿堂入りを果たした。

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 発表は大リーグ・専門局『MLBネットワーク』の番組内で行われ、米国野球殿堂博物館のジョシュ・ラウィッチ館長が殿堂入り選出者を読み上げる中、マリアノ・リベラに続き、MLB史上2人目、野手史上初の満票で殿堂入りを果たすかと期待を集めたが、得票率99.7%と満票にわずか1票足らない形となった。

 米シアトルで殿堂入り決定の一報を受け、インタビューを受けたイチロー氏は「僕個人として、非常に光栄なことだと思っています」と感慨をにじませた。

 すでに米殿堂入りに先だって、日本でも殿堂入りを果たしていた。今回はアジア人初となるMLBの殿堂入りの快挙を果たした。

 イチロー氏は2000年オフにオリックスからポスティングシステムでマリナーズに入団すると、初年度にいきなりシーズン242安打をマーク、日本人選手初の首位打者と盗塁王に輝き、MLB史上2人目となるリーグMVP&新人王のダブル受賞と米球界を席巻。

 その後も2004年にはMLBのシーズン最多安打記録となる262安打をマークするなど数々の記録を打ち立てた。この記録は現在においても破られていない。

 マリナーズ後はヤンキース、マーリンズと複数の球団を渡り歩き、18年にはマリナーズに再度復帰して2019年に現役引退となった。

 近年は高校野球や女子野球にも積極的に関わり、野球振興に前向きに取り組む姿勢も取り上げられている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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