名古屋退団・相馬勇紀が日本人対決でデビュー？カーサ・ピア監督注目発言
2023年1月22日（日）8時10分 FOOTBALL TRIBE
カタールW杯日本代表MF守田英正（27）をはじめ多くの日本人選手がポルトガル1部リーグで活躍する中、日本代表MF相馬勇紀（25）も名古屋グランパスからカーサ・ピアACへ期限付き移籍。ジル・ヴィセンテ所属MF藤本寛也（23）との日本人対決によるデビューが期待される中、カーサ・ピアACの監督が相馬勇紀に早速高評価を与えている。
相馬勇紀は2022シーズンのJ1リーグで全試合に出場。カタールW杯でもコスタリカ戦で先発出場するなど、大舞台で躍動。ドイツやベルギー国内クラブからの関心が伝えられていたが、今月20日になってカーサ・ピアACへの期限付き移籍が正式決定。元アビスパ福岡所属MF邦本宜裕（25）とチームメイトになっている。
カーサ・ピアACは、攻撃陣の主力選手であるブラジル人FWレオ・ナテル（25）が昨年11月に負傷。今季中の復帰が絶望的であるナテルにかわるアタッカーとして相馬勇紀を獲得している。
カーサ・ピアAC率いるフィリペ・マルチンス監督は21日、プリメイラリーガ第17節・ジル・ヴィセンテ戦の前日記者会見に出席。相馬勇紀の印象を聞かれると「最初のアプローチはとてもポジティブなものだった。彼はとても外向的であり、チームにうまく溶け込んでいる」と絶賛。
「彼のクオリティは、ヨーロッパのサッカーに適応できるかどうかにかかっている。レオ・ナテルがこのクラブにもたらしたようなクオリティを、彼がもたらしてくれることを大いに期待している」と語った。
カーサ・ピアACはリーグ戦16試合を終えて8勝3分5敗。首位ベンフィカから勝ち点17差の5位につけるなど、来季欧州カップ戦出場権争いを繰り広げている。ジル・ヴィセンテ戦で新加入選手の相馬勇紀と主力選手の邦本宜裕が揃ってスタメン出場するか注目が集まる。
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