好調のL・デ・ヨング、バルサ残留を希望「また控えになったとしても…」

2022年1月22日(土)20時15分 サッカーキング

好調のルーク・デ・ヨング [写真]=Getty Images

写真を拡大

 バルセロナに所属するオランダ代表FWルーク・デ・ヨングが、自身の去就などについて語った。22日、オランダメディア『Voetbal Zone』が伝えた。

 現在31歳のL・デ・ヨングは昨年夏、買い取りオプションが付いた1年間の期限付き移籍でセビージャからバルセロナに加入。同胞のロナルド・クーマン前監督の下では出場機会を得ていたものの、シャビ現監督就任当初は出番がなく、今冬の移籍市場でレンタルが打ち切られる可能性も報じられていた。

 それでも、2日に行われたラ・リーガ第19節マジョルカ戦で決勝点を挙げると、8日の第20節グラナダ戦では先制点を記録。12日に行われたスーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝レアル・マドリード戦でもネットを揺らし、出場した3試合連続でゴールを記録している。

 シャビ監督へのアピールに成功し、ファンの信頼も取り戻しつつあるL・デ・ヨングはオランダ紙『Algemeen Dagblad』のインタビューの中で、「もちろん、今はポジティブな反応がうれしいよ。一生懸命、前向きに取り組むことで、必ず何かを得られると思いたい」と喜びを示した。

 L・デ・ヨングは「シャビは、僕が彼のチームでどうフィットするのかについて、少し驚いたと思う」とも語り、バルセロナで求められるストライカー像について次のように説明している。

「シャビはストライカーにプレーメイカーとなることを望んでいる。ボールをキープし、中盤とつながることを求めるんだ。彼は常に『中央のDFを誘い出し、他の選手がギャップに飛び込めるようなスペースを作れ』と言っている。バルセロナでは、他の選手たちが僕をどんどんコンビネーションに参加させてくれるんだ。セビージャでは前線に一人でいることが多かった。僕が3人のDFと競り合うなか、中盤の選手たちはもっと離れていた」

 また、L・デ・ヨングはバルセロナとのレンタル契約にも言及し、「家族と一緒に半年間ここにいるから、もう引っ越したくないんだ。それに、たとえ僕がまた控えになったとしても、僕はまだ貴重な存在でいられる」と、残留を希望していることを明かした。一方で、「でも、クラブはまだ正式な声明を出していない。いずれ分かることだ。それに僕の保有権はセビージャが持っている」と退団の可能性があることも認めている。

サッカーキング

「残留」をもっと詳しく

「残留」のニュース

「残留」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ