ジローナ、セビージャに5発逆転勝利で暫定首位キープ!…ドフビクは約6分間でハット達成

2024年1月22日(月)6時57分 サッカーキング

ジローナが5発快勝で暫定首位の座をキープ! [写真]=Getty Images

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 ラ・リーガ第21節が21日に行われ、ジローナとセビージャが対戦した。

 今シーズンは昇格2年目のラ・リーガで大躍進を遂げているジローナ。ここまで20試合を消化しての戦績は15勝4分1敗。2試合消化の少ないレアル・マドリードと熾烈な首位争いを繰り広げている。今節は3連敗中のセビージャは本拠地に迎えての一戦。先に試合を終えたレアル・マドリードを再び勝ち点で上回るためにも勝利が欲しいところだ。

 試合は序盤からスコアが動く展開に。10分、細かいパス交換で敵陣左サイドを崩すと、ミゲルのグラウンダーのクロスにゴール前のアイザック・ロメロ・バーナルが合わせ、セビージャが幸先良く先制に成功する。しかし直後の13分、ジローナは敵陣左サイド深くでボールを収めたサヴィーニョがクロスを送り、待ち構えていたアルテム・ドフビクのヘディングシュートで試合を振り出しに戻した。

 さらに15分、左サイドを持ち上がったサヴィーニョがボックス内左へスルーパスを送り、抜け出したポルトゥがダイレクトで中央へ折り返す。走り込んだドフビクがこの日2ゴール目を記録し、ジローナが早々と試合をひっくり返す。19分には最前線でボールを収めたドフビクがカットインから左足の強烈なシュートをゴール右下隅に沈め、リードを2点に広げた。

 ボール保持率を高めるジローナはその後もサイド攻撃を起点に何度か惜しいチャンスを創出。37分にはサヴィーニョの突破を起点にボックス内のポルトゥに決定機が訪れたが、至近距離からのシュートはクロスバーを叩き追加点ならず。前半は3−1というスコアで終了した。

 後半に入ってもジローナ優位の展開は変わらない。54分、左CKにヤンヘル・エレーラが頭で合わせたが、シュートは惜しくも左ポストに直撃。56分には左サイドを突破したサヴィーニョがグラウンダーのクロスを送り、走り込んだビクトル・ツィガンコフが冷静にネットを揺らした。セビージャはその直後、ルーカス・オカンポスの折り返しにジブリル・ソウが合わせたが、シュートはGKガッサニーガの正面を突き、追撃の1点を奪うことができない。

 その後も主導権を握り続けるジローナは、ポルトゥやヤン・コウトといった面々が追加点を狙っていく。対するセビージャはマリアーノ・ディアスやエリク・ラメラ、ハンニバル・メイブリといった攻撃的選手を次々に投入するも、最終局面での精度を欠き、得点を奪うことができない。89分、ジローナはパブロ・トーレの浮き球パスに抜け出したミゲルが中央へ折り返し、途中出場のクリスティアン・ストゥアーニがダメ押しの5点目を奪った。

 試合はこのまま5−1で終了。快勝したジローナが1試合消化の少ない2位レアル・マドリードに「1」ポイント差をつけ暫定首位をキープしている。次節は28日に行われ、ジローナはアウェイでセルタと、セビージャはホームでオサスナと対戦する。

【スコア】
ジローナ 5−1 セビージャ

【得点者】
0−1 10分 アイザック・ロメロ・バーナル(セビージャ)
1−1 13分 アルテム・ドフビク(ジローナ)
2ー1 15分 アルテム・ドフビク(ジローナ)
3−1 19分 アルテム・ドフビク(ジローナ)
4−1 56分 ビクトル・ツィガンコフ(ジローナ)
5−1 89分 クリスティアン・ストゥアーニ(ジローナ)

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