鈴木彩艶、イラク戦の失点に言及「出ないという選択肢はない」…次戦に向けては「結果で見返す」

2024年1月22日(月)20時40分 サッカーキング

日本代表の鈴木 [写真]=Getty Images

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 22日、日本代表GK鈴木彩艶(シント・トロイデン)が取材に応じた。

 19日にAFCアジアカップカタール2023グループD第2節イラク代表戦を迎えた日本代表は、2−1で黒星を喫した。同試合にフル出場した鈴木に対しては、失点に関与したとして懐疑的な声も聞かれるが「自分として1失点目はファーに相手選手が見えていたので、出ないという選択肢はまずないという判断と、そこで出た中で体の向きであったりっていうところの細かい部分はもうちょっと改善できる点があったなと思いますけど、弾く判断は自分としては悪くないと思っているので。あとはどこに弾くかは修正が必要ですけど、次に活かせればいいかなと(思います)」と自身のプレーを振り返った。

 フル代表のGKとしてプレーする際のメンタルについて問われると「日本代表のキーパーである以上、失点や敗戦(に繋がる)というところで高いレベルを求められるのは十分わかっているので、自分としてはそこを受け入れながらも次に繋げられれば。今あの失点をどうこうできる問題ではないので、次の試合に活かさなければいけないなと思っています」とコメント。また「たくさんの声があるということは自分自身知っていますし、その中でもやっぱり差別的な発言は控えていただきたいなと思います」と冷静に語るも、「自分としてはそこに負けるつもりはありませんし、結果で見返すという気持ちですね」と闘志を示した。

 24日に控える第3節インドネシア代表戦に向けては「(相手は)繋ぎながらもロングボールが起点になるので、セカンドボールの回収やラインの押し上げという前回の修正をして、次のゲームに向かって行きたいなと思います」と語り、注目されるロングスロー戦術について問われると「ロングスローもクロスと一緒なので、自分がアタックして弾くなりキャッチなりできればチームとしてもそこまで脅威に感じないと思うので、自分がトライしていきたいと思います」と語った。

 そして「キーパーである以上失点は常に隣り合わせでやってますし、失点したら改善策が必ず見えるので、そういったキーパーの難しさはありつつも、やっぱりそこは隣り合わせだからこそチームを救った時が一番楽しい部分ではあるので、そういったところ(プレー)を出していきたいなと思います」と意気込みも示している。

サッカーキング

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