ひとつアピールに成功!? 出場機会限定的のE・ガルシア、“バルセロナ”での競争に意欲「監督の考えを変えてみせる」
2025年1月22日(水)14時20分 サッカーキング
逆転勝利に貢献したDFエリック・ガルシア [写真]=Getty Images
先のスーペルコパ・デ・エスパーニャでシーズン最初のタイトルを獲得した一方、ラ・リーガで4試合未勝利と不安定な面も覗かせるバルセロナ。21日に行われたチャンピオンズリーグ・リーグフェイズ第7節ベンフィカ戦でも、大荒れの試合展開を演じることに。計3度に渡って突き放されたものの、2−4で迎えた78分から、FWロベルト・レヴァンドフスキとDFエリック・ガルシア、FWハフィーニャのゴールで5−4の劇的逆転勝利。暫定2位に浮上し、ラウンド16進出に近づいている。
試合後、計9ゴールが生まれた乱打戦を制したエリック・ガルシアは「ベンフィカは非常に危険なチームで、僕たちに大きなダメージを与えてきた。信じられない勝利だよ。非常に満足している。試合中、チームはどんなときも気力を失わなかった」と告白。続けて「開始2分で失点するとは…プランが狂ってしまう。ただ、チームは素晴らしいメンタリティを見せた。アトレティコもここでは敗れているのだから、彼らの実力はすでに証明されている」と手強い相手だったと強調した。
またエリック・ガルシアは、注目される去就にも言及。レンタル先のジローナから復帰した今シーズンだったが、ここまでのプレータイムは680分と出場機会が限定的で、今冬のクラブ退団の可能性も報じられている中、「選手は皆、自分が重要な存在だと感じたいと思っているはず。僕としては与えられた時間を最大限に活用して、監督の考えを変えることだ」と競争への意欲を示しつつ、「僕たちは、まず予選を通過することを目標としてここにやってきた。次ラウンドにストレートインできることを期待している」と決勝ラウンド進出に向けた意気込みを語っている。
劇的な逆転勝利へと繋がるゴールを決めて、ひとつアピールに成功したエリック・ガルシア。この先も結果を残していき、後半戦はチームを牽引する存在となれるのだろうか。
【乱打戦】計9ゴールが生まれた死闘を制したバルセロナ