好調ボルシアMG、ドルトムントに5年9カ月ぶり勝利…2連勝で暫定4位浮上

2021年1月23日(土)6時26分 サッカーキング

ボルシアMGが5年9カ月ぶりにドルトムントを破った [写真]=Getty Images

写真を拡大

 ブンデスリーガ第18節が22日に行われ、ボルシアMGとドルトムントが対戦した。

 前節のブレーメン戦に1−0で勝利し、直近の4試合で3勝を収める7位ボルシアMG。対する4位ドルトムントは前節のレヴァークーゼン戦を1−2でおとし、2戦未勝利となっている。ボルシアMGのマルクス・テュラムは出場停止処分を終え、今年初のベンチ入りを果たした。また、ドルトムントはDFBポカールも含め、過去12回のボルシアMGとの対戦で全勝している。試合はボルシアMGのホームで行われた。

 ボルシアMGは1分、相手ペナルティエリア手前でボールを奪うと、フロリアン・ノイハウスが左足でゴール左上に強烈なシュートを決め、ネットを揺らす。しかし、VAR判定の結果、ジュード・ベリンガムへのファウルが認められ、取り消しとなった。ボルシアMGは11分、試合を動かす。右サイドで獲得したFKからニコ・エルヴェディがヘディングで合わせ、先制した。

 ドルトムントは22分同点に追いつく。ジェイドン・サンチョがエリア手前からドリブルで仕掛け、エリア内左に走りこんだアーリング・ハーランドにスルーパスを通す。これを左足のダイレクトでゴール右に決め、試合を振り出しに戻した。ドルトムントは26分、右サイドのCKからマヌエル・アカンジが、さらにこぼれ球をエムレ・ジャンが狙ったが相手ディフェンダーにブロックされる。

 ドルトムントは28分、自陣中央でベリンガムがボールを奪い、サンチョに渡ると、ドリブルでエリア内へ仕掛ける。最後はハーランドが最終ラインぎりぎりの位置からスルーパスを受け、左足で決めて逆転に成功した。しかし、ボルシアMGもすぐに同点にする。32分、エリア手前で獲得したFKをラース・シュティンドルが直接狙うと、GKロマン・ビュルキが弾いたところをニコ・エルヴェルディが押し込んだ。

 同点で後半へ折り返したボルシアMGは49分、左サイド前方でボールを受けたラミー・ベンセバイニが中央へ切り返し、右足を振り抜くと、ボールはゴール右下隅に吸い込まれ、再びリードを奪う。ドルトムントは75分、エリア内左の位置でボールを受けたラファエル・ゲレイロが左足でシュートを放つが、GKヤン・ゾマーにセーブされた。

 ボルシアMGは78分、追加点を奪う。左サイドのCKからテュラムがヘディングで合わせ、リードを2点に広げた。ドルトムントは後半アディショナルタイム1分、途中出場のユスファ・ムココがエリア手前から左足で狙うが、GKにセーブされる。

 試合はこのまま終了。ボルシアMGが5年9カ月ぶりにドルトムントを下し、リーグ戦2連勝。また、5戦無敗で暫定4位に浮上した。ドルトムントは2連敗で3戦未勝利となり、暫定5位に後退した。

 次節、ボルシアMGは30日にアウェイでウニオン・ベルリンと、ドルトムントは同日にホームでアウグスブルクと対戦する。

【スコア】
ボルシアMG 4−2 ドルトムント

【得点者】
1−0 11分 ニコ・エルヴェディ(ボルシアMG)
1−1 22分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
1−2 28分 アーリング・ハーランド(ドルトムント)
2−2 32分 ニコ・エルヴェルディ(ボルシアMG)
3−2 49分 ラミー・ベンセバイニ(ボルシアMG)
4−2 78分 マルクス・テュラム(ボルシアMG)

サッカーキング

「ドルトムント」をもっと詳しく

「ドルトムント」のニュース

「ドルトムント」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ