大型補強を続けるドジャースがパクストン獲得へ 米メディアは豪華選手層に「投手陣を率いるのはヤマモト」と期待の声も
2024年1月24日(水)18時22分 ココカラネクスト

パクストンの獲得が決まればドジャースの陣容はさらに厚くなる(C)Getty Images
今オフ、大谷翔平や山本由伸など多くの大物選手を獲得しているドジャースに、また新たな戦力が加わるようだ。現地時間1月23日(日本時間24日)、ジェームズ・パクストンと1年1100万ドル(約16億3000万円)で契約合意したと、米国内で報じられている。
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レッドソックスからFAとなっていたパクストンは、主に先発投手として通算64勝をマークしている35歳のサウスポー。昨季は7勝を挙げており、過去マリナーズ、ヤンキース在籍時では3年連続2桁勝利を記録。2018年にはノーヒット・ノーランも達成している。
すでに、昨年より先発投手では山本由伸、タイラー・グラスノーを獲得しているドジャース。高い実績や豊富な経験を誇るパクストン加入となれば、先発ローテーションはより盤石なものとなることは間違いない。
そして、米国内でのベテランサウスポー獲得の報道には、ワールドシリーズ制覇を目指すドジャースへのさらなる期待も込められているようだ。スポーツメディア『CLUTCH POINTS』は現地時間1月23日(日本時間24日)、 「ショウヘイ・オオタニ、ヤマモト・ヨシノブを獲得したドジャースは、元ヤンキースの先発投手ジェームズ・パクストンを獲得し、さらに選手層を厚くしようとしている」と伝えた。
また同メディアは、錚々たる顔ぶれを揃えるドジャースのスターターについて、「2024年のロサンゼルスの投手陣はヤマモトが率いることになる」と指摘。続けて「25歳の彼は、日本プロ野球リーグで輝かしいシーズンを数シーズン過ごした後、クラブと12年総額3億2500万ドルの高額な契約を結んだ」と日本人右腕のキャリアなどを改めて振り返っている。
加えて、「2023年のMLBプレーオフで敗れたLAは、ワールドシリーズ制覇を使命としている」と新シーズンの目標を強調。その上で「オオタニとムーキー・ベッツがいれば、彼らは自動的に球界最高のチームのひとつとなる。ヤマモト、そして願わくはジェームズ・パクストンが、ドジャースをさらなる高みへと導いてくれるだろう」と大型戦力への期待の言葉を並べた。
すでにチームの一員となっている山本をはじめ、着々と今季のチームを支える先発陣が整えられてきているドジャース。まさに、現球界随一と言える選手層は、世界一奪還への意欲を示すに十分なものとなっている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]