『アルファロメオ・ジュリア ヴェローチェ』に右ハンドル・後輪駆動仕様が追加

2018年1月25日(木)14時58分 AUTOSPORT web

 昨年待望のFRミドルサイズ・サルーンとして復活した『アルファロメオ・ジュリア』のラインアップで、これまで左ハンドルの4WDモデルのみの展開となっていた『Veloce(ヴェローチェ)』に右ハンドル・後輪駆動仕様が追加され、1月20日より発売開始となっている。


 フェラーリ製のV8直噴ツインターボをベースに、V6化した2.9リッターの高出力エンジン(510PS/600Nm)を搭載する『クワドリフォリオ』を頂点に、280PS仕様の2リッター4気筒直噴ターボと4WDを組み合わせた『ヴェローチェ』、同じく200PS・FRの『スーパー』、そしてベースグレードの4モデル展開でスタートした『アルファロメオ・ジュリア』だが、その2リッター4気筒最上位となるヴェローチェは、これまで4WD機構との組み合わせにより左ハンドル仕様のみの設定となっていた。


 今回追加された右ハンドル仕様のヴェローチェは、280PSのエンジンをFRで楽しめる唯一のモデルとなり、4輪駆動システムを持たないため、左ハンドル・4WD仕様に比べて車両重量が40kg軽く仕上がっている。


 また、後輪のみで十分なトラクション性能を発揮するために、リヤタイヤにはフロントタイヤ(225/45R18)に比べてワイドな255/40R18サイズを採用。ジュリアの卓越したパワーウェイトレシオとFRならではのドライバビリティに磨きが掛けられている。

待望の右ハンドル仕様が追加され、4気筒FRモデルとして最上位グレードとなった『Veloce(ヴェローチェ)』


 この他の装備は、高次元の走りと洗練されたデザインを融合したスポーツ志向のモデルとして設定されるヴェローチェの仕様に準じており、エクステリアはヴェローチェ専用スポーツバンパー、スポーツブレーキ/ブラック仕上げブレーキキャリパー、ツインエキゾーストパイプ、10ツインスポークアロイホイールなどにより、そのダイナミクス性能に相応しいスピード感を体現するデザインとなっている。


 またインテリアは、オーディオコントローラー付スポーツレザーステアリング、パワーサイドサポート付の電動6WAYスポーツレザーシート、アルミインテリアパネルを装備。


 穏やかでダンピングの効いた上質な乗り心地と、スポーツレザーステアリングを操作した瞬間に、間髪入れずに反応するアルファロメオらしいハンドリングが両立した、独自の世界を楽しめる室内に仕上げられている。


 このヴェローチェ右ハンドル・FR仕様の価格は、左ハンドル・4輪駆動仕様の597万円に対し、587万円となっている。

『アルファロメオ・ジュリア』は全車8速ATを搭載。『Veloce(ヴェローチェ)』のJC08モード燃費は12.0km/リッターとなっている

オフィシャルサイト:http://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/veloce/


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