佐々木朗希のド軍入団理由は“正当”なこと ブルージェイズのフロントは「何もしていない」現地メディア指摘
2025年1月25日(土)16時30分 ココカラネクスト

MLBでは未知数のルーキーながら、佐々木に対する期待は高いようだ(C)Getty Images
ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指した佐々木朗希がドジャースに入団。パドレス、ブルージェイズも獲得を目指したが争奪戦に敗れた。
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米メディア『Jays Journal』は「ブルージェイズにとって、オフシーズンの大半は暗雲に覆われている」とし、佐々木は「ドジャースに移籍することになり『金持ちはより金持ちになる』典型的なストーリーが展開された」と、佐々木獲得レースに敗れたことを振り返った。
佐々木は会見で、ドジャースに決めた一番の理由は「フロントの安定感だと思っています」と発言し、同メディアはこれを「ブルージェイズファンを苛立たせる」とした。その理由として「このコメントがブルージェイズのフロントオフィスに直接向けられたものであったとしても、驚くことではない」とし、ブルージェイズが「注目していたFAやトレード対象をほぼすべて逃した」ことを指摘している。
「ブルージェイズのファンは、球団が何か動き出すのを待ち焦がれているが、今冬は何もしていないに等しい。ピート・アロンソやアレックス・ブレグマンのような選手を獲得して事態を収拾する時間はまだあるが、ササキが安定したフロントオフィスに加わることを選んだのは、まったく正当なことだ」と、佐々木の発言について「正当」だと伝えている。
これまで、大谷翔平の獲得に失敗し、今回も佐々木をドジャースに奪われた。苦汁をなめ続けているブルージェイズのフロントには、やはり厳しい目が向けられているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]