U-20イタリア代表最高額ベストイレブン。20歳以下から市場価値で選出、C・ロナウドとのツーショットが問題となった男とは?

1月26日(火)6時20分 フットボールチャンネル

GK

 そのシーズンに活躍した選手がベストイレブンとして選出されるが、市場価値が高いベストイレブンを組むとどのような顔ぶれが並ぶだろうか。今回フットボールチャンネル編集部は、「4-3-3」の布陣に、最も市場価値が高いイタリア人選手を配置した11人を紹介する。※データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値を元に作成、成績は1月25日時点

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アレッサンドロ・プリッツァーリ(U-21イタリア代表/レッジーナ)
生年月日:2000年3月12日(20歳)
市場価値:200万ユーロ(約2億4000万円)
今季リーグ戦成績:10試合出場/16失点

 ミラン下部組織出身で、わずか16歳の時にトップチームへ昇格した。その後2000年代生まれ選手として初めてセリエAのベンチに座り、2017年のU-20ワールドカップでも活躍。一時は移籍が噂されたジャンルイジ・ドンナルンマの後を継ぐとも言われていたほど、大きく評価を高めていた。

 しかし、正守護神ドンナルンマの存在はやはり大きく、トップチームでの出番はなかなか訪れなかった。近年はテルナーナやリヴォルノなど、セリエBクラブへの武者修行が続いている。そして今季は、かつて元日本代表の中村俊輔も在籍したレッジーナへ期限付きで加入し、奮闘している。

DF

ラウル・ベッラノーヴァ(U-21イタリア代表/ペスカーラ)
生年月日:2000年5月17日(20歳)
市場価値:90万ユーロ(約1億800万円)
今季リーグ戦成績:14試合出場/0得点0アシスト

 4歳でサッカーを始め、2006年にミラン下部組織入団。そこから順調に成長し、トップチーム昇格を手に掴みかけていた。しかし、若きDFは2018/19シーズンにミランからの契約延長オファーを断り2019年にボルドーへ移籍。その後フランスでは活躍できず、現在はペスカーラでプレーしている。

 そんな同選手は3年前、ユベントスとの試合後にクリスティアーノ・ロナウドと写真撮影し、それを友人に送信。友人はその写真をSNSにアップしたのだが、その背後に全裸のジョルジョ・キエッリーニが映っていたことで問題となったのだ。若きDFはその後、キエッリーニに謝罪している。

マッテオ・ロヴァート(U-21イタリア代表/エラス・ヴェローナ)
生年月日:2000年2月14日(20歳)
市場価値:700万ユーロ(約8億4000万円)
今季リーグ戦成績:15試合出場/0得点0アシスト

 パドヴァやジェノアの下部組織で経験を積み、昨年1月にエラス・ヴェローナに加入。昨季はほとんど出番がなかったが、今季はローマへ去ったマラシュ・クンブラの後継者として継続的にプレーしている。冨安健洋同様、今セリエAで注目を集めるセンターバックの一人であると言えるだろう。

 身長188cm・体重74kgと大柄で、空中戦の強さは目を見張るものがある。かといってスピードがないわけでもなく、マッツ・フンメルスに触発されたという右足のフィードセンスも非凡と、20歳ながらCBとして高い総合能力を誇っている。近い将来のビッグクラブ入りも夢ではないだろう。

アンドレア・カルボーニ(U-20イタリア代表/カリアリ)
生年月日:2001年2月4日(19歳)
市場価値:300万ユーロ(約3億6000万円)
今季リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト

 10歳でカリアリの下部組織に入団し、昨年夏にトップチーム昇格を果たしている。パススキルはまだまだ磨いていく必要がありそうだが、1対1に強く、センターバックとサイドバックの両方を高質にこなす点が大きな魅力だ。ちなみにアイドルはフィルジル・ファン・ダイクだと明かしている。

 そんなカリアリ期待のDFは幼少期、サッカーとは別に柔術を習っていたそうで、10歳の時には黒帯になっていたという。「自分自身を守ることはもちろん、何よりも相手を尊重することを教えてくれた」と当時を振り返っている。競技は違うが、対人戦の強さはその経験からきているのかも?

リッカルド・カラフィオーリ(U-20イタリア代表/ローマ)
生年月日:2002年5月19日(18歳)
市場価値:250万ユーロ(約3億円)
今季リーグ戦成績:2試合出場/0得点0アシスト

 ローマ生まれ、ローマ育ちというイタリア首都クラブのバンディエラ候補だ。身長183cmと本職サイドバックの選手としては大柄で対人守備に自信を持っており、左右両足を遜色なく使いこなすなどビルドアップにおいても存在感を発揮できる。イタリアのSB不足を解決し得る選手と言えるだろう。

 9歳でローマ下部組織に加入し順調に成長。2018年には選手生命が危ぶまれる大怪我を負ったものの、そこから見事に這い上がり昨年にトップチーム昇格を掴み取っている。そんな同選手は先月にローマと2025年までの長期契約を締結。「信じられないほど幸せだよ」と言葉を残していた。

MF

サンドロ・トナーリ(イタリア代表/ミラン)
生年月日:2000年5月8日(20歳)
市場価値:3200万ユーロ(約38億4000万円)
今季リーグ戦成績:15試合出場/0得点0アシスト

 イタリア代表のこれからを担っていくであろうMFだ。12歳から過ごすブレシアで頭角を現したことで多くのクラブから注目されたが、昨夏に子供の頃から応援していたというミラン移籍を決断。新天地ではまだ本領発揮するに至っていないものの、コンスタントに出場機会を得ている。

 その見た目、そして非凡なパススキルを兼備していることからアンドレア・ピルロと比較されることが多いが、本人の憧れはジェンナーロ・ガットゥーゾ。それを証明するかのように、ピッチ上では泥臭い守備や激しいタックルを躊躇せず行っている。今後もミランでのプレーに注目したい。

サムエレ・リッチ(U-21イタリア代表/エンポリ)
生年月日:2001年8月21日(19歳)
市場価値:750万ユーロ(約9億円)
今季リーグ戦成績:16試合出場/1得点2アシスト

「サムエレ・リッチ」。この名を覚えておいて損はないだろう。エンポリ下部組織で着実に力をつけた同選手は一昨年、わずか17歳でトップチーム昇格。現在はセリエA昇格を目指すチームで重要な戦力としてプレーしているなど、すでにイタリア代表のこれからを担う存在として注目を浴びている。

 身長174cmと大柄な選手ではないが身体能力の高さは抜群。ボール奪取能力に定評があり、奪った後の繋ぎからも特別な能力を感じることができる。なお、2019年6月〜同11月までエンポリを指揮したクリスティアン・ブッキ監督は同選手を「リバプールのファビーニョのようだ」と評価している。

ハンス・ニコルッシ・カビーリア(U-21イタリア代表/パルマ)
生年月日:2000年6月18日(20歳)
市場価値:150万ユーロ(約1億8000万円)
今季リーグ戦成績:0試合出場/0得点0アシスト

 ユベントスのアカデミー出身で、すでにトップチームデビューも果たしている期待の新星だ。ケビン・デ・ブルイネが憧れと話す通り右足のキック精度に絶対的な自信を持っており、ユベントス下部組織や期限付きで加入したペルージャ、年代別代表ではセットプレー時のキッカーを任されていた。

 そんな同選手は今季、ユベントスからのレンタルでパルマに加入。ここまでコッパ・イタリア2試合に出場し2アシストの成績を残している。しかし、先月15日のトレーニング中に負傷。後の検査で前十字靭帯断裂の大怪我を負っていたことが明らかとなり、今季中の復帰は難しいとされている。

FW

エマヌエル・ヴィニャート(U-20イタリア代表/ボローニャ)
生年月日:2000年8月24日(20歳)
市場価値:450万ユーロ(約5億4000万円)
今季リーグ戦成績:17試合出場/1得点1アシスト

 イタリア人の父とブラジル人の母の間に生まれたFWは、キエーボで経験を重ね印象的な成長を果たしてきた。圧倒的な速さ、そしてトップスピードでもまったくブレない技術力の高さを兼備しており、左右両サイド、中央と随所で攻撃のグレードを高めることが可能。20歳ながら怖さを持っている。

 ビッグクラブからも注目される中、昨夏にボローニャへ期限付きで加入。新天地ではここまで得点数こそ少ないがコンスタントに出場機会を得ており、シニシャ・ミハイロビッチ監督からは「この3人には大きく期待している」とイェルディ・シャウテン、冨安健洋と共に信頼を寄せられている。

ヴィンチェンツォ・ミリコ(イタリア/フロジノーネ)
生年月日:2000年8月12日(20歳)
市場価値:150万ユーロ(約1億8000万円)
今季リーグ戦成績:3試合出場/0得点0アシスト(トリノ)
今季リーグ戦成績:1試合出場/0得点0アシスト(フロジノーネ)

 トリノ出身で8歳の時にユベントス下部組織へ加入。その後、モイーズ・キーンと入れ替わる形でトリノの下部組織に移動した。そして、2018/19シーズンにリーグ戦で22試合24得点と爆発。同シーズン終了後に正式にトップチーム昇格を掴んだ。なお、今季残りはフロジノーネでプレーする。

 右利きの左ウインガーである同選手はタイプ的にロレンツォ・インシーニェと似ている。敵陣を裂く速さと細かくボールを扱う技術力に優れており、カットインからシュートへ持っていくことを得意としているからだ。一方でより相手の脅威となるには、フィジカル面の向上が必要とみられている。

モイーズ・キーン(イタリア代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:2000年2月28日(20歳)
市場価値:3000万ユーロ(約36億円)
今季リーグ戦成績:14試合出場/9得点0アシスト

 ユベントスの一員としてわずか16歳でセリエAデビュー。その後2000年代生まれの選手として初めてチャンピオンズリーグ(CL)の舞台に立つなど、驚異の逸材として世界から注目を浴びた。しかし、ユベントスでの冒険は思ったほど長くは続かず。2019年にエバートンへ完全移籍で加入している。

 エバートンではプレミアリーグのプレースピードに馴染めず苦戦。全くと言っていいほど持ち味を発揮することができなかった。ただ、今季より加入したパリ・サンジェルマン(PSG)ではネイマールらに囲まれながら伸び伸びとプレー。目に見える結果も残しているなど、評価を取り戻している。

フォーメーション

▽GK
アレッサンドロ・プリッツァーリ(U-21イタリア代表/レッジーナ)

▽DF
ラウル・ベッラノーヴァ(U-21イタリア代表/ペスカーラ)
マッテオ・ロヴァート(U-21イタリア代表/エラス・ヴェローナ)
アンドレア・カルボーニ(U-20イタリア代表/カリアリ)
リッカルド・カラフィオーリ(U-20イタリア代表/ローマ)

▽MF
サンドロ・トナーリ(イタリア代表/ミラン)
サムエレ・リッチ(U-21イタリア代表/エンポリ)
ハンス・ニコルッシ・カビーリア(U-21イタリア代表/パルマ)

▽FW
エマヌエル・ヴィニャート(U-20イタリア代表/ボローニャ)
ヴィンチェンツォ・ミリコ(イタリア/フロジノーネ)
モイーズ・キーン(イタリア代表/パリ・サンジェルマン)

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