愛知県出身の元Jリーガーの評価が南米で急上昇! ペルー代表にとって興味深い存在…

2024年1月26日(金)22時7分 サッカーキング

南米での評価が急上昇しているU-23ペルー代表ノリエガ・エリック(写真は2021年清水所属時のもの)[写真]=Getty Images

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 2020年〜2021年まで清水エスパルスに所属し、現在U−23ペルー代表としてパリ・オリンピック2024(パリ五輪)南米予選を戦っているノリエガ・エリックの評価が高まっている。25日、アルゼンチンメディア『インフォバエ』などが報じた。

 現在22歳のノリエガ・エリックは21日に行われたパリ五輪南米予選初戦のU−23チリ代表との試合にスタメン出場し、1−0の勝利に貢献。24日に行われた第2戦のU−23アルゼンチン代表戦でもスタメン出場を果たすと、チームは0−2で敗れたにもかかわらず、ペルーの複数メディアから「傑出した存在だった」と評価された。

 また、『ESPNアルゼンチン』のジャーナリスト、ダニエル・アベジャネーダ氏が「ペルーのセンターバック、ノリエガ・エリックは興味深い存在だ。先を読む能力があり、判断力と大胆さを持ち合わせている。日本で生まれ、アジアでU−19のカテゴリーでプレー。注目すべき存在だ」と語るなど、ノリエガ・エリックは対戦国のメディアからも賞賛を受けた。

 そんな中、『インフォバエ』は「ペルー代表を率いるホルヘ・フォサッティ監督がコパ・アメリカ2024とワールドカップ2026南米予選に向けたフル代表に向け、新たな選手の発掘を目的としていることを考えると、ノリエガ・エリックは候補者として興味深い存在だ。そのことに疑いの余地はない」とし、ノリエガ・エリックはフル代表でも試して欲しい存在であると報じた。

 ノリエガ・エリックは愛知県に生まれ、幼少期に両親の故郷であるペルーに生活の拠点を移すと、同国の名門アリアンサ・リマの下部組織でキャプテンとしてプレー。その後、中学3年生で再来日して清水ユースに所属し、2020年にDFとして清水のトップチームに加入した。

 同年7月にFC町田ゼルビアへのレンタル移籍を果たし、2021年に清水に復帰。しかし、清水での出場は天皇杯での1試合に留まり、同年末に清水を退団していた。

 その後、無所属の期間を経て、2022年夏に当時ドイツ4部のシュトラーレンに加入。そして2023年にペルー2部のウニベルシダ・サン・マルティン・デ・ポレスに活躍の場を移すと、リーグ戦21出場2ゴールと活躍し、チームの1部昇格はならなかったものの、2024年から同国1部を戦うコメルシアンテス・ウニードスに「個人昇格」。今回、パリ五輪出場権を争う南米予選のメンバー入りを果たしていた。

サッカーキング

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