B組3位オーストラリア、W杯最終予選4試合ぶり白星…ホームでベトナムに4発快勝

2022年1月27日(木)20時3分 サッカーキング

W杯最終予選でオーストラリアとベトナムが対戦した [写真]=Getty Images

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 27日、FIFAワールドカップカタール2022アジア最終予選第7節でオーストラリア代表とベトナム代表が対戦した。

 グループBで日本に次ぐ3位のオーストラリア(勝ち点11)と、最下位のベトナム(勝ち点0)が激突。ホームのオーストラリアにとっては、昨年10月に日本戦に敗れ昨年11月のサウジアラビア戦と中国戦で引き分けているだけに、ここまで全敗のベトナムを相手に勝利が欲しい一戦となった。

 試合は、開始19秒でいきなりMFトム・ロギッチがゴールネットを揺らしたものの、VARでオフサイドと判定されゴールは取り消しとなる。その後はホームの大歓声を背にボールを支配するオーストラリアに対して、ベトナムが粘り強い守備で対応。膠着した時間が続いたが、30分に試合が動いた。敵陣中央左サイドでボールを受けたロギッチが、ゴール前へ柔らかなクロスを供給。これを中央で待っていたFWジェイミー・マクラーレンがヘディングで合わせゴールネットを揺らした。

 このまま1−0で前半が終わるかと思われたが、45分にオーストラリアが追加点を挙げる。敵陣中央やや左でボールを持ったMFマシュー・レッキーが、前線で動き出したロギッチへスルーパスを供給。相手GKと一対一を迎えたロギッチは、左足の柔らかいタッチを見せボールをゴールへと流し込んだ。試合は2−0でハーフタイムを迎える。

 2点を追いかけるベトナムは、後半開始と同時に2選手を投入。開始早々には惜しいシュートを放つなど反撃の姿勢を見せ、「10番」を背負うMFグエン・コン・フオンを中心に決定機も創出する。

 それでも、次にゴールネットを揺らしたのもオーストラリアだった。GKマシュー・ライアンがロングボールを敵陣へ蹴り込むと、ボールは両チームの選手を間を抜け、FWクレイグ・グッドウィンへと渡る。抜け出したグッドウィンが相手GKとの一対一を制し、3点目を記録した。

 攻撃の手を緩めないオーストラリアはその4分後、敵陣ペナルティエリア手前でパスを受けたMFライリー・マッグリーが、ドリブルから右足一閃。このボールがゴール右へと吸い込まれ、たちまちスコアは4−0となる。

 結局、試合はこのまま終了。ホームで4得点を決めたオーストラリアが、W杯最終予選4試合ぶりの勝利を掴んだ。一方のベトナムは7戦全敗を喫している。

 次節、オーストラリアはアウェイでオマーンと、ベトナムはホームで中国との対戦を迎える。

【スコア】
オーストラリア 4−0 ベトナム

【得点者】
1−0 30分 ジェイミー・マクラーレン(オーストラリア)
2−0 45分 トム・ロギッチ(オーストラリア)
3−0 72分 クレイグ・グッドウィン(オーストラリア)
4−0 76分 ライリー・マッグリー(オーストラリア)

サッカーキング

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