リヴァプールDFフィリップスに複数クラブが関心? ワトフォードからの入札は評価額未満で拒否か

2022年1月27日(木)11時50分 サッカーキング

N・フィリップスに複数クラブが興味か [写真]=Getty Images

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 リヴァプールのイングランド人DFナサニエル・フィリップスにプレミアリーグの複数クラブから関心が寄せられているようだ。26日、イギリス紙『リヴァプール・エコー』が報じている。

 同紙によると、リヴァプールは適正なオファーが届いた場合、ウェールズ代表DFネコ・ウィリアムズとともにフィリップスを放出する用意が出来ている状況であると伝えている。そのフィリップスを巡り、すでにニューカッスルとワトフォードからオファーが届いたそう。しかし、ニューカッスルは買い取り義務付きのローン移籍、ワトフォードは移籍金700万ポンド(約11億円)での完全移籍という条件であり、リヴァプールの評価額である1200万〜1500万ポンド(約18億円〜23億円)の移籍金という要求を満たすものでは無かったと報じている。

 また、フィリップス獲得には同じプレミアリーグのウェストハムとバーンリー、イタリアとドイツのチームも関心を寄せていると併せて報道されている。

 現在24歳のフィリップスは、ボルトンとリヴァプールの下部組織を経て、2019年夏にリヴァプールのトップチーム昇格後、シュツットガルトへローン移籍。2020−21シーズンは、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、イングランド代表DFジョー・ゴメスなどセンターバックに負傷離脱者が続出したこともあり、リーグ戦17試合に出場。同シーズンのプレミアリーグ第37節バーンリー戦では、ヘディングシュートで追加点を挙げ、68分にはイングランド人DFベン・ミーのヘッドをゴールラインギリギリでクリアするなどの大活躍を見せ、リーグ戦でのホーム6連敗と苦しんだチームの3位フィニッシュに貢献。

 しかしながら、ファン・ダイクの復帰やフランス人DFイブラヒマ・コナテ獲得などもあり、今シーズンはリーグ戦での出場機会がゼロとなったことに加え、チャンピオンズリーグのグループB第6節ミラン戦で頬骨を骨折して以降は欠場が続くなど、苦しい状況に置かれている。

 なお、もう1人の放出候補ネコ・ウィリアムズに関しては、3月にカタールワールドカップ・欧州予選プレーオフをウェールズ代表が控えている状況であり、ファーストチームでの定期的な出場機会を本人が熱心に求めているため、買い取り義務付きのローン移籍でも検討すると報道されている。

 救世主となった昨シーズンから一転、今シーズンはなかなかチームに貢献出来ない時間が続くフィリップス。環境を変えるか、残留か。決断に注目が集まる。

サッカーキング

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