MotoGP:ビニャーレスが一番乗りで契約更新。2022年までヤマハのライダーとして継続参戦

1月28日(火)22時59分 AUTOSPORT web

 1月28日、ヤマハ発動機株式会社は、MotoGPに参戦するマーベリック・ビニャーレスと『ヤマハ・ファクトリー・レーシング・MotoGPチーム』のライダーとして2022年まで2年間の契約延長について合意したことを発表した。


 2011年に125ccクラスでロードレース世界選手権デビューを果たしたスペイン人ライダーのビニャーレス。2012年からはMoto3クラスに参戦し、2年目にチャンピオンを獲得した。


 翌年の2014年はMoto2クラスにステップアップするとランキング3位に入り、2015年から2年間はスズキのシートを確保し最高峰のMotoGPクラスに昇格し戦った。


 そして2017年からビニャーレスはヤマハに移籍。ヤマハのライダーとしてMotoGPに参戦し、2020年までモンスターエナジー・ヤマハMotoGPからMotoGPに参戦することが決まっていた。


 2017年と2019年はポイントランキング3位、2018年は4位とヤマハYZR-M1を駆り好成績を収めてきた。ヤマハでは55回レースに参戦し、3年間で9回のポールポジション獲得、6回の優勝を含む19回表彰台にのぼっている。


 そんなビニャーレスは今回の発表で、契約が2年延長され2022年までヤマハからMotoGPで戦うことが決定した。2020年のMotoGPを戦うライダーではティト・ラバットを除く21名のライダーが2020年末までの契約となっていたためビニャーレスの契約更新は一番乗りとなった。

2019年MotoGPを戦ったマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
2019年MotoGPを戦ったマーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)


 ビニャーレスは「今のチームを継続することができ、とてもうれしく思う。僕のクルーとは今年で2年目になる」と2年間の契約更新について以下のように語る。


「この契約によりさらに2年一緒に戦えることがとても楽しみだ。一生懸命に取り組めばよい方向に向かっていくはず。僕はモチベーションを高め、2020シーズンに集中したいと思っていたから、シーズンが始まる前に、今回の発表することが非常に重要だった」


「将来についてあまり長い時間をかけたくなかったし、家族のようなチームから離れる理由などないんだ。ヤマハは多くのサポートをしてくれ、自分のチームを持つことができている。努力を続けて強くなり、世界チャンピオンとなって再びヤマハにナンバー1の栄光をもたらすことが僕たちの目的だね」


「ベストを尽くし、全てを出し切るよ。そしてチームのみんなにも誇りを感じてもらいたい。ヤマハの私に対する信頼に感謝するよ。僕に自信を与えてくれているんだ。僕たちは共に成長し続けると思うよ」


 ヤマハ・モーターレーシングのマネージングディレクターを務めるリン・ジャービスはビニャーレスの継続参戦について次のようにコメントしている。


「ビニャーレス選手の特別な才能に惹かれ、2017年にファクトリーチームに加入してもらった。過去3年間では、6回の優勝、19回の表彰台を獲得しているように、ビニャーレス選手は気力、体力に恵まれ、常に自身とYZR-M1の最大限のパフォーマンスを引き出してくれた」


「YZR-M1はレースごとに改善しているので、ヤマハでの輝かしい未来は確実だ。今回のヤマハ・ファクトリー・レーシング・MotoGPチームとの2年の契約更新という彼の決意は、互いの気持ちを高め、MotoGPチャンピオン獲得に向けてともに挑戦するという思いを示している」


 2022年までMotoGPのシートが1席決定したヤマハ・ファクトリー。もうひとつのシートはバレンティーノ・ロッシが継続か、ヤマハのサテライトチームに所属するファビオ・クアルタラロやフランコ・モルビデリが昇格、または大型ルーキーが現れ奪っていくのか注目が集まる。


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