佐々木朗希、スネル加入のド軍先発陣に米メディアが太鼓判 大谷翔平のマウンド復帰も見据え「116勝のMLB記録に挑戦することさえできる」
2025年1月28日(火)17時7分 ココカラネクスト

佐々木ら強力な先発陣を加えたドジャースへの評価は高い(C)Getty Images
今オフも大物選手を獲得するなどストーブリーグの話題を振りまいているドジャース。投手陣では、昨年11月にブレイク・スネル、そして今月には佐々木朗希と契約を結び、先発要員も着々と揃えている。
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2度のサイ・ヤング賞に輝いた実績を持つスネルと、プロ入り前からその才能が米国内でも認められていた佐々木の加入は、他球団にとっての大きな脅威となる可能性は高いと言えるだろう。また、米メディア『Sports Illustrated』では、両投手が加わる先発陣に対し、はやくも「メジャー屈指」との評価を送っている。
現地時間1月25日、ドジャースの先発投手に関するトピックを配信。その中ではスネル、佐々木、そして昨年から在籍するタイラー・グラスノーの3選手をフォーカスする内容となっており、メジャー統計・解析サイト『FanGraphs』がシーズン成績などを予測する「FG Depth Charts」において、スネル、グラスノー、佐々木の奪三振率(K%)がいずれも30%以上であると説明している。
このデータはMLB公式サイト『MLB.com』のサラ・ラングス記者のSNS投稿を引用する形で紹介され、他にも、「MLB史上、奪三振率30%以上かつ75イニング以上を投げた投手を3人以上抱えたチームは存在しない」などとも綴られている。
新シーズン、先発ローテーションを担う見込みである3選手へのこれらの予測を伝えながら、『Sports Illustrated』では、それぞれの特徴に言及。スネルについては、「ゲーム屈指の奪三振マスターであり、昨年はジャイアンツで104イニングを投げ、145奪三振を記録した」と振り返っており、グラスノーにも、「134イニングで168奪三振を記録。怪我が常に懸念されるが、強力な速球を武器に通算39勝33敗の成績を残してきた」とスキルや実績を強調する。
さらに、新たにメジャーへと渡る日本人右腕に対しては、「23歳のササキは、世界トップクラスの投手の1人。100マイルを超える速球と強烈なスプリッターを武器に、このオフシーズンで最も注目された選手」などと評している。
その上で、大谷翔平と山本由伸の両投手も先発陣に名を連ねると想定し、「ドジャースは間違いなくMLB最高のローテーションを持つチームと言えるだろう」と見解を示しており、他にも、ドジャースが投打とも豪華陣容を揃えつつあるとして、「ショウヘイ・オオタニが5月にマウンドに戻るという事実を加えると、レギュラーシーズンで116勝というMLB記録に挑戦することさえできるかもしれない」と期待を寄せている。
開幕前ながら、はやくも成績予想において高い数字が挙げられているドジャース。今季も他球団を凌駕する巨大戦力でどんな戦いをみせるか、ファンの関心は高まり続けている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]