ヘタフェ加入の久保建英「最大限のプレーで期待に応えたい」…東京五輪にも言及

2021年1月28日(木)7時58分 サッカーキング

ヘタフェに所属する久保建英 [写真]=Getty Images

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 ヘタフェに所属する日本代表MF久保建英がクラブ公式インタビューに登場し、近況を語った。クラブ公式サイトが27日に伝えた。

 現在19歳の久保は昨夏にレアル・マドリードからビジャレアルにレンタル移籍していたが、出場機会を求めて半年で退団し、今冬に再レンタルでヘタフェに加入。移籍3日後の11日に行われたリーガ・エスパニョーラ第18節のエルチェ戦でいきなり途中出場すると、決勝点に絡む活躍で勝利に貢献し、鮮烈デビューを飾った。

 8日の加入発表から3週間近くが経った久保は、まず「自分が成長できそうな環境だなと思います」と新クラブの印象を語り、チームの馴染みやすさも明かした。「非常に愉快な仲間たちというか、言い方は変ですけど。明るい選手が多くて、チームとしても非常に明るい印象があって、新加入選手にとっては非常に良い環境なのかなと思います」

 ヘタフェは久保の加入後2連勝を飾ったが、前節はアスレティック・ビルバオに1−5で完敗。次節は31日にアラベスをホームに迎える。「まず今週の試合が、目の前の試合が一番大事っていうのは常に変わらない」と話した久保は、「かといってその後に2〜3試合、非常に難しい試合が来るのも事実なので、ここでしっかり勝ち点3を拾うのが大事かなと思います」と意気込んだ。

 自身の落ち着いた振る舞いについて聞かれると、「自分ではそんなに落ち着いているとは思っていない」と言いつつ、「やっぱり小さい頃からプロに上げてもらって、大人の選手たちとピッチ内外でコミュニケーションをとることが今の自分の喋り方だったり、在り方につながっているのかなと思います」と分析。日本のみならず、現地でも注目を集めているが、「いろんな人たちが注目してくれるのは、どういった形でかはわからないですけど、結果やいいゲームで返していかないといけない」と語り、「みんなからの期待値が高い分、いいプレーで応えるのが筋なのかなと思います」と活躍を誓った。

 さらに、今夏開催予定の東京オリンピックについて問われると、「まずは健康が第一なので、今この状況でオリンピックに出たいとか、そういうことを言うつもりは全くないです」と断言。新型コロナウイルスの影響で開催も不透明だが、それでも準備を怠ることはないという。「もし開催できたときのために、100パーセントの力で準備しておくのは、どのスポーツも関係なく、選手としての義務なので、開催されるかわからないですけど、開催されたときのために準備は必要かなと思います」

 そして、最後に久保は「残りのシーズンはヘタフェで自分ができる最大限のことをしたいと思います」とファンにメッセージを送った。「無観客試合でいつ観客が入るかわからないですけど、観客が(いても)いなくても変わらないですけど、観客が入ったときに、より一層最大限のプレーで期待に応えられるように頑張りたいと思います」

サッカーキング

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