ベルギーでVARのミスによる再試合が決定…英紙、トッテナムvsリヴァプールと「対照的である」

2024年1月28日(日)9時55分 サッカーキング

昨年12月23日に行われたアンデルレヒトvsヘンクの一幕 [写真]=Getty Images

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 ジュピラー・プロ・リーグ(ベルギー1部)は27日、第19節アンデルレヒトvsヘンクの再試合を行うことを発表した。

 昨年12月23日に行われた一戦は、2−1でアンデルレヒトが勝利したが、問題となったのは23分のヘンクによるPKのシーン。GKに防がれたキックを、イラ・ソルが押し込みネットを揺らしたが、VARが介入した結果、キックの前にペナルティエリア内に侵入していたため、得点は取り消された。しかし、実際には守備側選手と攻撃側選手の両方が侵入した場合、ゴールの有無に関係なくPKをやり直すルールが存在していた。

 ヘンクはVARがルールを誤って適用したとして控訴していたが、今回は訴えが認められた形に。同クラブは声明を発表し、「評議会がこの問題に関して裁定する権限があると判断し、試合を再試合しないというプロ審判部による決定を覆した」と説明している。なお、再試合の日程は未確定であるようだ。

 また、イギリス紙『デイリー・メール』は、昨年10月に行こなわれたトッテナムとリヴァプールの一戦を引き合いに出し、「対照的である」と主張。同試合では、リヴァプールのルイス・ディアスがネットを揺らした場面が、オフサイドではないとVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)で確認されたものの、審判間のやりとり不足で誤った判定が下され、リヴァプールの得点は認められずに再開した。プレミアリーグのプロ審判協会(PGMOL)は試合終了後、「重大な人為的ミス」があったことを認め謝罪したものの、再試合は行われていない。

サッカーキング

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