MotoGP:バレンティーノ・ロッシ、2020年でヤマハファクトリーでの参戦終了。レース継続の判断はシーズン中に発表

1月29日(水)22時52分 AUTOSPORT web

 1月29日、ヤマハ発動機株式会社は、『ヤマハ・ファクトリー・レーシング・MotoGPチーム』のライダーであるバレンティーノ・ロッシが2020年シーズン限りでファクトリーチームでの参戦を終了することを発表した。また、現役を継続するかの判断についてはシーズン中に決定するという。


 9度のロードレース世界選手権チャンピオンであるロッシは、現在ヤマハファクトリーチームと契約が残っている2020年シーズンを最後に『ヤマハ・ファクトリー・レーシング・MotoGPチーム』のライダーとしての契約を終了する。


 ロッシがヤマハと契約しMotoGPクラスを走るのは、2011〜2012年を除き2004年から2020年まで15年間となる。2021年以降の継続参戦については、ロッシの意向もあり、シーズン半ばの7、8戦までの状況をみて決定の判断を下すという。


 もし2021年もロッシがMotoGP継続参戦を決断した場合は、ファクトリーマシンであるヤマハYZR-M1を供給とヤマハの技術サポートを受けられるとのことだ。


 1996年にロードレース世界選手権デビューを果たし、2020年シーズンで参戦25年目となるロッシ。最高峰クラスでは2000年から500ccクラス、2002年からMotoGPクラスに参戦し21年目を迎える。そのうちヤマハ・ファクトリ・チームでの参戦は15年で、これまでヤマハで4度王者に輝いている。

ヤマハYZR-M1を駆るバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)
ヤマハYZR-M1を駆るバレンティーノ・ロッシ(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)


「現在の契約市場の状況から、ヤマハからは将来について今年初めには答えを出すようにお願いされていた。昨シーズン中にも言ったが、僕としては決断を急がず、時間をかけて考えたいと思っている」と語るのはロッシ。


「ヤマハはそれを理解してくれた。技術変更があり、新しいクルーチーフを迎えたが、現在の僕の第一目標は、競争力を高め、2021年シーズンもMotoGPライダーを継続することだ。それには、サーキットと実際のレースでしか得られない答えが必要になる」


「また継続となった場合、ファクトリーマシンの提供とファクトリー契約というヤマハの全面サポートに感謝している。そしてまずは、最初のテストでチームと共にベストを尽くし、シーズンスタートに向けて準備を進める」


 また、ヤマハ・モーターレーシングのマネージングディレクターを務めるリン・ジャービスは以下のようにコメントしている。


「2020シーズンの競争力を評価してから、2021年について決定するというロッシ選手の決断を、私たちヤマハは全面的に尊重し、同意する。ロッシ選手の才能、2020シーズンの競争力には十分期待できますが、ヤマハとしても今後の方針を立てる必要がある」


「昨今、MotoGPには6メーカーが参戦しており、若く速いライダーが求められている。そのため、ライダーとの契約は以前よりも早まっているのが実情だ」


「2021年のファクトリーチームにロッシ選手の名前がない状態でシーズンをスタートするのは違和感があるが、ヤマハとしては彼の決断を待ちたいと思う」


「ロッシ選手がレースを続ける場合は、ファクトリーマシンであるYZR-M1の提供と技術サポートを行い、引退を決めた場合は、ブランドアンバサダーとしてYamaha VR46 Master Campの若手ライダー育成の活動等、ヤマハとの関係を継続する予定だ」


「いずれにせよ、すべては未定だ。2020シーズンはもうすぐはじまる。今、我々がすべきことはロッシ選手のサポートを全力で続けることだ」


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