「本当に素晴らしいプレーだった」…堂安律が感じた“日本人の良さ”

2019年1月29日(火)3時29分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 28日、AFCアジアカップUAE2019 準決勝が行われ、日本代表とイラン代表が対戦した。試合はスコアレスで折り返すと56分、南野拓実のクロスに大迫勇也がヘディングで合わせて日本が先制。さらに、日本は67分にPKを獲得すると大迫が冷静に決めて追加点を奪う。後半アディショナルタイムには原口元気がダメ押しとなる3点目を決めると、イランの攻撃陣を完封し3−0で勝利を収めた。

 堂安律はこの日も右サイドで先発出場した。「カットインからの左足シュート」という得意の形で何度かゴールに迫ったが、無得点に終わった。それでも、「僕自身はそんなにインテンシティが特別高い試合だとは感じなかったですけど。毎試合、強度が高い試合ができていると思っているので。ただ、相手のほうが疲労が少し見えてきましたし。やっぱり“日本人の良さ”というのは、改めてこういうところなんだなと感じさせられたゲームでした」と満足そうに語った。

 堂安が口にした“日本人の良さ”。それは「走るところですね」。

 大迫が南野のクロスに合わせて先制した場面のことだ。相手DFはボールの奪い合いの中でファールがあったと思い動きを止めた。しかし、審判の笛は鳴らず、ルーズボールを南野ただ1人が追い続けた。南野はボールを拾うとゴール前にクロスを供給。待望の先制点は生まれた。

「やっぱり献身的なプレーがゴールにつながったと思いますし、本当に素晴らしいプレーだったと思います」(堂安)

 目標としていたアジアタイトルへ王手をかけた。ラスト1試合、堂安に求められることは変わらず「決め切る」ことだろう。イラン戦ではチャンスをモノにできなかったが、「感覚としてはいいので、あとはフィニッシュのところですし。とりあえずチームが勝てて、ホッとしています」と、勝ち進んだ安堵とともに良い感覚もつかんでいる。

 日本は2月1日、準決勝もう1試合のカタール対UAEの勝者と対戦。勝てば2大会ぶり5回目のアジアカップ優勝が決まる。

サッカーキング

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