鍵を握るのは序盤の戦い…谷口彰悟が語る“中東対策”「彼らは普段の倍近い力を出してくる」

2024年1月29日(月)21時47分 サッカーキング

バーレーン戦に向けた意気込みを語った谷口彰悟 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 AFCアジアカップカタール2023で3大会ぶり5度目の優勝を目指す日本代表。現地時間28日のトレーニング終了後、DF谷口彰悟(アル・ラーヤン/カタール)が報道陣の取材に応じ、次戦への意気込みを語った。

 グループステージを2勝1敗で終え、9大会連続の決勝トーナメント進出を決めた日本代表。31日に行われる決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)では、韓国代表らと同居したグループEを首位突破したバーレーン代表と激突する。

 1−2で敗れたグループD第2節イラク戦に続く中東勢との戦い。普段からカタールでプレーしている谷口はバーレーン代表の印象について「前線に強烈な選手たちが揃っていると思いますし、グループを勝ち上がってきただけの力はあると見ているので、気の抜けない相手かなと思っています」とコメント。その上で会場の雰囲気にも触れつつ、中東勢との対戦する難しさを次のように語った。

「雰囲気も結構アウェイ感は強くなると思います。彼らは周りの雰囲気にすごく乗りやすいというか、普段の倍近い力を出してくるような、そういったことができるような選手が多いという印象が強いです。ましてや相手が日本となると、普段以上の力、モチベーションが出てくると思うので。僕らにも油断は全くないですし、いつもよりもパワーアップしてくる相手をしっかり叩きのめすというか、それを超える覚悟を持って戦っていかなければならないと思います。雰囲気も含め相手に負けないようにチーム一丸となって戦うのは大事かなと思います」

「明後日のバーレーン戦も激しいゲーム展開になると思いますし、1対1のバトルの部分や戦う球際の部分で相手にこぼしてしまうと会場も乗ってくる。なおかつ選手も乗ってくると思うので、細かい1対1のバトルや球際で負けない、簡単に倒れないというか、逆に相手を倒すぐらいの感じでいかないと、会場も含めてかなり乗ってくると思っているので、そういったところを含めた戦いかなと思います」

 イラク戦では開始早々に先制点を献上し、会場の熱気を高めてしまった日本代表。谷口は敗戦から得られた教訓について「ラインコントロールだったり、どこでどうボールを取りに行くのか、奪いにいくのか、というコンパクトさは一つポイントになるかなと思っています」と明かしつつ、「『これでいけそう』というのを会場含めて感じさせてしまうと厄介になってくるので、『日本はやっぱり違うな』と思わせるのが大事かなと思います」と序盤の戦い方の重要性を強調した。

 バーレーン戦は日本時間の31日20時30分にキックオフ予定。試合の模様は『DAZN』にてライブ配信される。

サッカーキング

「日本代表」をもっと詳しく

タグ

「日本代表」のニュース

「日本代表」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ