MotoGP:ホルヘ・ロレンソ、ヤマハ復帰しテストライダーに就任。2月のセパンテストから早速始動

1月30日(木)18時42分 AUTOSPORT web

 1月30日、ヤマハ発動機株式会社とヤマハ・モーター・レーシングは、2019年限りでMotoGPから現役を退いたばかりのホルヘ・ロレンソを『ヤマハ・ファクトリー・レーシング・テストチーム』のライダーとして起用することを発表した。


 1月28日にはマーベリック・ビニャーレス、昨日はファビオ・クアルタラロが2021〜2022年にヤマハファクトリーからMotoGPクラスに参戦することが明らかになり、ヤマハのMotoGPチームの体制が連続でアナウンスされている。


 2002年にロードレース世界選手権125ccクラスでデビューを果たしたスペイン人ライダーのロレンソ。125ccクラス参戦3年目に同クラスで4勝を挙げると、2005年に250ccクラスにステップアップを果たす。


 2006年に8勝、2007年には9勝と2年連続タイトルを獲得すると、2008年にヤマハのファクトリーチームであるフィアット・ヤマハ・チームから最高峰のMotoGPクラスに昇格した。


 MotoGPクラスでは、参戦初年度から優勝を経験し、2010年に9勝、2012年はヤマハ・ファクトリー・レーシングで6勝、2015年はモビスター・ヤマハ・MotoGPで7勝を獲得し、3度ヤマハでチャンピオンに輝いている。

ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)
ホルヘ・ロレンソ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)


 その後、2017年からはドゥカティ・チームに移籍し、2018年は3勝を挙げる活躍を見せるも、2019年はレプソル・ホンダ・チームに移籍し3メーカーを渡り歩くことに。


 しかし、レプソル・ホンダ・チームでは怪我も経験し、優勝はおろかトップ10圏内でフィニッシュすることもできない状態になる。そして2019年のMotoGP第19戦バレンシアGP開催前の木曜日に、急きょ記者会見を開き、MotoGPから現役引退することを発表した。


 MotoGP殿堂入りをすることが決定しているロレンソは、2020年の2月2〜4日にマレーシアで行われるセパンテストから早速ヤマハのテストライダーに就任することがヤマハから今回発表された。


 引退後のオフシーズン、SNSで各国を旅している様子を投稿するとともに、ウエイトトレーニングを行っている写真も載せていたロレンソ。今後はIRTAの公式テストやプライベートテストにも参加しヤマハYZR-M1を開発する予定だという。


 また、ロレンソのクルーチーフにはシルヴァーノ・ガルブセラが就きサポートすることや、現時点で2020年にワイルドカード参戦する予定はないことも発表されている。しかし、ロレンソが再びレース出場を決断した場合、ワイルドカード参戦の可能性は残っているという。


 ロードレース世界選手権に18年間参戦したロレンソ。表彰台は通算152度上り、そのうち68度の勝利を収めている。「ヤマハ・ファクトリー・レーシング・テストチームへの加入が決まり、とてもうれしく思っている」と語るロレンソ。


「僕はMotoGP界にとどまること、パドックに戻ることをずっと考え続けていた。そしてこの役割は、チームもYZR-M1のこともよく知っている僕にとても適していると思っている。ヤマハのマシンは僕のライディングスタイルに合っていたので、“マイ・オールド・バイク”との再会がとても楽しみなんだ」


「ヤマハ復帰の決定によって、よい思い出も蘇ってきた。ヤマハとともに多くの表彰台や優勝、そして3つのタイトルを獲得してきたので、その強さの理由をよく理解しているつもりだ」


「このような機会を与えてくれたヤマハに心から感謝している。この数年間と比べればいくらか穏やかな生活になると思うが、その一方で僕が最も愛すること、すなわちバイクに乗って限界を追求することを可能にしてくれたのだから」


「このミッションに向き合う気持ちは非常に強くなっており、スタートが待ちきれない。ヤマハの未来のためにベストを尽くし、私の経験がヤマハのエンジニアとライダーにタイトルをもたらす助けになることを望んでいるよ」


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