ドジャースでWS制覇貢献もいまだ無所属 昨季13勝のフラハティが嘆く交渉停滞の現状「今の状況は普通じゃない」

2025年1月30日(木)17時0分 ココカラネクスト

今オフにFAとなるも依然として契約先を見いだせずにいるフラハティ。(C)Getty Images

 球春の到来が間近に迫るなか、群雄割拠の米球界では、いまだ契約先が見つからない大物もいる。その中の一人がジャック・フラハティだろう。

 現在29歳のフラハティはキャリアの最盛期にあると言っていい。シーズン途中にタイガースからドジャースに移籍した昨季は、計28先発で13勝7敗、防御率3.17、WHIP1.07の好成績を収めた。とりわけドジャースでは、先発の駒が相次いで故障離脱を余儀なくされる状況で先発ローテーションの一角として活躍。チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。

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 今オフにFAとなったフラハティを巡っては、古巣のタイガースのドジャースをはじめ、メッツ、ブルージェイズ、ジャイアンツなどさまざまな契約の“噂”は飛び交ってきた。がしかし、いまだ合意には至っていない。総額1億ドル(約158億円)以上の5年契約の獲得を目論んできた本人側との交渉が停滞していると囁かれている。

 2月中旬の春季キャンプに向け、いち早く拠点を見つけたいという心境は想像に難くない。実際、本人は遅々として具体化しない交渉状況に「変な感じがする」と語っている。米野球専門のポッドキャスト番組『Foul Territory』に出演したフラハティは、自身の現況を次のように語っている。

「『何が起きているんだ』『いつ移籍市場は動くんだ』という感じだね……。ただ、(代理人に)電話して、状況を確認するだけなんて、何というか変な感じさ。どこにプレーしに行くのか、そしてどこの春季キャンプに行くのかも分かっていないなんて、今の状況は普通じゃない。本当にいい答えがあればいいんだけど、わからないんだ。何が僕の状況を難しくしているのかわからないということ以外に何も言えない」

 本人すらも路頭に迷っている感がある状況で活躍の場を見いだせるのか。実力派の先発投手が補強ポイントとなっている球団は少なくないが、果たして。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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