今夏で契約満了スアレスの去就は6月に決定? W杯出場ならもう1シーズンA・マドリードでプレーか

2022年1月30日(日)11時38分 サッカーキング

カタールW杯出場ならスアレスはもう1シーズンA・マドリードでプレーか [写真]=Getty Images

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 アトレティコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、もう1シーズンA・マドリードでプレーする可能性があるようだ。29日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 同紙によると、A・マドリードとスアレスの現行契約は2022年6月末で満了となる。しかしながら、スアレスはFIFAワールドカップ・カタール大会にウルグアイ代表として出場することを希望しており、W杯出場権を獲得した際には『エスタディオ・ワンダ・メトロポリターノ』(A・マドリードの本拠地)にもう1シーズン留まり、可能な限り最高のコンディションを整えてW杯に臨みたいと考えていることを伝えている。なお、ウルグアイ代表はW杯南米予選で現在5位となっており、このままいくと、アジア予選で3位同士のプレーオフを制したチームとの大陸間プレーオフに臨む。

 一方で、A・マドリード側は2021−22シーズンが終了してから去就を決定したいと考えており、後半戦でゴール量産などが無い限り、退団の可能性もあるそう。しかしながら、今後数か月の取り組みやセンターフォワードの補強次第で状況が流動的になり得ることから、スアレス残留という選択肢も残しておきたいとも併せて報じている。

 また、仮にスアレス退団となった場合には、ベンフィカのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェス、エルチェのアルゼンチン人FWルーカス・ボイが後釜候補としてリストアップされていると伝えられている。

 現在35歳のスアレスは、2006年夏フローニンヘンに加入。翌年にはアヤックスへと移籍し、2011年から2014年までリヴァプールでプレーした。FIFAワールドカップ・ブラジル大会でのジョルジョ・キエッリーニに対する噛み付き事件を経て、2014−15シーズンにバルセロナ移籍を果たすと、ラ・リーガとコパ・デル・レイで4度ずつ、チャンピオンズリーグ(CL)で1度の優勝を経験。2020−21シーズン開始前、当時のロナルド・クーマン監督から戦力外を通告されたこともあり、フリーでA・マドリードに移籍し、ラ・リーガ優勝に貢献した。2021−22シーズンはリーグ戦20試合出場で7ゴールを記録している。

 35歳ながら早くもリーグ戦2桁得点を射程に捉えるなど、得点能力は現在も一級品のスアレス。W杯出場とA・マドリード残留は叶うのか。

サッカーキング

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