山崎康晃は守護神に返り咲けるか 高木豊氏が指摘した「優勝のための条件」とは

2024年1月31日(水)19時49分 ココカラネクスト

高木豊氏

 2月1日から多くの球団がキャンプインを迎える。各球団、ペナント制覇を目指しての1年が再び始まる中、注目となるのは昨年リーグ3位に終わったDeNAにもある。今オフは左腕エースの今永昇太がメジャー挑戦と大きな穴もあく中、投手陣をどのように補っていくのかなど、様々な強化ポイントが出てきそうだ。今季のDeNAの戦いぶりをめぐっては球界内からも様々な考察の声が上がっている。

 現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球評論家として活躍する高木豊氏は1月31日に自身のYouTubeチャンネルに「【横浜優勝計画】オースティンをファースト起用へ!どうなるバウアー!度会の加入で外野手争いが過激化…横浜優勝に向けて構想を語ります!」と題した動画を更新。DeNAの悲願の優勝に向けての条件を語っている。

【横浜優勝計画】オースティンをファースト起用へ!どうなるバウアー!度会の加入で外野手争いが過激化…横浜優勝に向けて構想を語ります!

 まずは近年故障がちだったタイラー・オースティンを今季はファーストで起用するという構想を三浦大輔監督が明かしたことに関して、高木氏は外野の場合、送球に不安が残る可能性があること、1塁を主に守っていたネフタリ・ソトも退団したことでこのような構想になったのではないかとした。

 ほかにも内野の要とされる遊撃手に関しては俊足で知られる林琢真を1番の候補としながら、森敬斗、またベテランの大和などの名前もあがった。

 また現時点まで去就が明らかになっていないトレバー・バウアーについて、高木氏は三浦大輔監督にも直接聞いたとした上で、同監督も「本当に報道されている、そういうことしか我々もわからない」と話したという。あくまでメジャー復帰を目指し、可能性がなければ日本球界という順番とした。

 さらに昨年シーズン途中から交代となった守護神のポジションについても言及。「1番良いのは康晃がやってくれるのが1番いいよ」として、理由としては登場すると球場の雰囲気を一変させるなど、これまで積み上げてきたキャリアを尊重した。

 ただ、守護神というポジションに関しては首脳陣、選手含めチーム内の信頼が大事として、現在の山崎に関しては「信頼を勝ち得るか、勝ち得ないか」と再度チャレンジする姿勢を求めた。

 山崎は昨年開幕時は守護神でスタートしながら、度重なるセーブ失敗などもあり7月から交代となっていた。代わって守護神を務めた森原康平を含め、横一線の競争と見る。

 ほかにも悲願の優勝の条件としては、昨年の阪神が村上頌樹、大竹耕太郎といった新戦力があわせて20勝以上あげたことを受けて、「優勝の条件ってそういう所にもあると思うんだよね」とコメント。投手陣では小園健太、中川虎大、宮城滝太の名前をあげながら、チームを支える戦力として台頭を希望した。

 DeNAの今季スローガンは「横浜進化」に決定。98年以来、12球団の中では1番優勝から遠ざかっているチームにおいてはすべての面でスローガン通りの進化が求められる。

 今季こそ歓喜の瞬間を横浜で迎えられるか。就任4年目となる三浦監督のタクトも注目となりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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