鈴木誠也&今永昇太のカブス編成部長が語った次の“野望”「さらに多くの日本人を獲得することだ」

2024年1月31日(水)17時38分 ココカラネクスト

鈴木、今永を擁するカブスは、今後さらなる日本人選手の獲得に意欲を示している(C)Getty Images

 カブスは今オフ、DeNAからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた今永昇太を獲得に成功した。チームには鈴木誠也が所属しており、2人目の日本人選手になった。

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 昨年のカブスは83勝79敗を記録しナ・リーグ中地区で2位。惜しくもプレーオフ進出には届かなかったが、地区では強さを見せつけた。投手陣は昨年16勝を挙げたジャスティン・スティールなど3人の先発投手が2桁勝利を挙げたが、そのうちの1人であるマーカス・ストローマンはヤンキースと契約合意が発表された。そこで今オフは日本で確かな実績を残し、昨年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも好投を披露した今永に白羽の矢を立てた。

 2024年シーズンは鈴木と今永の共闘が期待されるが、今後はさらに日本人選手を獲得するかもしれない。米スポーツメディア『The Athletic』でカブスを担当するパトリック・ムーニー記者は記事を配信し、カブスのジェド・ホイヤー編成本部長がインタビューで語った内容を記載した。

 ホイヤー氏は今永の獲得に成功したことについて「セイヤがいることで、組織全体が多くのことを学んだ。ショウタは私たちが2年間その経験を積んだことで本当に恩恵を受けているだろう」と、鈴木が在籍していたことが好影響を与えていると語った。

 その上で同氏は今後の補強について「私たちの願いは日本人選手にとっての目的地になることだ。私たちは彼らを信じられないほどよく扱っていると思う。彼らの移籍が本当にスムーズにいくことがわかるように、私たちはそれ以上のことをするつもりだ。私たちはおそらく、セイヤに対していくつかの間違いを犯し、彼のためにいくつかのことを改善してきた。私たちの願いは、それがセイヤやショウタ、さらに多くの日本人選手を獲得することだ」と、今後の野望を語った。

 24年オフ以降ではヤクルト・村上宗隆、ロッテ・佐々木朗希など大物日本人選手のメジャー挑戦が噂されている。カブスはこれらの選手の獲得に動き、さらなる戦力強化を目指すかもしれない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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