ゲレーロJr.は「900億円」契約も？ 延長交渉“難航”に「ちょっと腹が立つ」親友のT・ヘルナンデスも気をもむ事態に

ゲレーロの契約延長交渉が難航している状況に親友のT・ヘルナンデスも気をもんでいる(C)Getty Images

　ブルージェイズの主砲であるウラジミール・ゲレーロJr.の契約延長交渉が難航している。この事実について、オフに自主トレをともに行っているドジャースのテオスカー・ヘルナンデスが言及した。

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　米ポッドキャスト番組『Foul Territory』でブルージェイズが「なぜ契約を延長しないのかわからない」とした上で、「この3年間、彼は150試合以上にプレーしているし、健康でいる。球団が引き留めようとしないのをみると、ちょっと腹が立つ。彼はブルージェイズに残留したいだろうし、うまくいってほしい」と心配した。

　ただ、「でも結局はビジネスだし、自分と家族にとって最善のことをしなくてはならない」ともコメントし、心境は複雑のようだ。

　ゲレーロJr.は2025年シーズン終了後にFAとなるため、大型契約を結ぶ可能性があることが報じられてきた。米メディア『CBS Sports』は「トロントが3億4000万ドル（約529億円）の契約延長を提案したが、『我々が求めている額には程遠い』と語った」と拒否したという。

　「ゲレーロJr.と代理人は、メッツとフアン・ソトが結んだ15年7億6500万ドル（約1150億円）の契約に目を向けているのではないかと思う。ゲレーロJr.はソトではないが、2025年にソトのような活躍をするのはあり得ない話ではない」と伝えた。

　記事では、もしもゲレーロJr.が39歳までの契約をした場合を想定。13年契約で年俸4500万ドル（約70億円）と仮定すると、総額5億8500万ドル（約910億円）という破格の契約内容を算出。さらに、ゲレーロJr.がブルージェイズに対して持っている影響力を考えれば「14年契約で年俸5000万ドル（約78億円）近くになる可能性も十分あるとみている。

　果たして契約延長はうまく実現するのか。親友であるT・ヘルナンデスも気をもむ25歳のスラッガーの行方から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]