ルートン加入決定の橋岡大樹が意気込み!「プレミアリーグでプレーするのが僕の夢でした」

2024年1月31日(水)13時46分 サッカーキング

橋岡大樹(撮影は昨年10月17日日本代表vsチュニジア代表) [写真]=金田慎平

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 ルートン・タウンは30日、シント・トロイデンからDF橋岡大樹が完全移籍にて加入することを発表した。クラブは同日、ロブ・エドワーズ監督および橋岡のコメントを伝えている。

 現在24歳の橋岡は浦和の育成組織出身で、2種登録選手時代の2017シーズンにトップチームデビューを飾ると、翌年に正式にトップチームへ昇格した。浦和ではルーキーイヤーから主力の1人として活躍し、天皇杯JFA第98回全日本サッカー選手権大会でも優勝に貢献。2021年1月には海を渡り、シント・トロイデンでへの期限付き移籍加入が決まった。翌年1月に完全移籍へ切り替わると、ベルギーでは合計4シーズン、約3年間の月日を過ごし、公式戦通算91試合出場2得点を記録。主力としてチームをけん引し続けた。

 橋岡の加入を受けて、エドワーズ監督はクラブを通してコメントを発表。橋岡のニックネームを用いながら特徴を明かし、人間性とプレースタイルを称賛しつつ、加入を喜んだ。

「ハシは最終ラインであればどのポジションでもプレー可能な万能DFです。彼に直接会ったことで、このグループにうまく溶け込める人間であることがわかりました」

「彼の姿勢は素晴らしく、ルートン・タウンに来てプレーしたいという強い意志を持っていることがわかっていました。そして、このチームが良いチームであること、出場機会を得るためにポジション争いが待っていることも理解した上で、ここでの挑戦を楽しみにしてくれています」

「彼はポゼッションスタイルに慣れている上に、アグレッシブなプレースタイルで、守備も非常に得意です。彼が我々の一員となってくれたことを、非常に嬉しく思っています」

 また、橋岡本人もクラブを通して意気込みを語った。プレミアリーグの舞台に挑戦する上での率直な心境を明かしただけでなく、クラブのファン・サポーターへ向けて自身の特徴を言葉にしている。

「プレミアリーグでプレーするのは僕の夢でした。フィジカル面でも、技術的でも、間違いなくトップレベルのリーグで、非常に高いインテンシティで試合が繰り広げられます。もちろん難しい挑戦であることはわかっていますが、チームのために全力を尽くします」

「僕の長所は空中戦や1対1での強さ、そして誰よりもたくさん走る運動量です。今シーズン、シント・トロイデンはまだ2点しか決められてませんが、ここではもっと得点も決めたいと思っています。僕がゴールを挙げ、ルートン・タウンのサポーターのみなさんの前で喜ぶのが待ちきれません。加入が決まって本当に嬉しいです。可能な限り早くプレーしたいですし、ワクワクしています」

 新天地では、浦和時代に慣れ親しんだ背番号「27」をつけることが明かされた。そんな橋岡は30日、プレミアリーグ第22節ブライトン戦のハーフタイムで本拠地『ケニルワース・ロード』のピッチに登場し、ファン・サポーターへ直接挨拶を実施。前半終了時点でチームが3−0と圧勝していたことだけでなく、昨年12月16日に行われた第17節ボーンマス戦で心停止に陥り、現在は公式戦のピッチから離れているキャプテンのウェールズ代表DFトム・ロッキャーが試合前に姿を見せたことも相まって、橋岡はボルテージが最高潮のスタジアムに足を踏み入れていた。なお、チームは後半にイライジャ・アデバヨがハットトリック達成となるゴールを決め、最終的に4−0と完勝している。

 この後、ルートン・タウンは2月3日に次節のプレミアリーグでニューカッスルとのアウェイゲームが控えている。選手登録手続きの状況や、ポジション争い次第ではあるものの、橋岡は早ければ同試合でプレミアリーグデビューを飾るかもしれない。


【画像】ルートン・タウンのファン・サポーターから温かく迎え入れられた橋岡

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