すさまじいデザインへのこだわり。ホンダNSXとコラボする『セイコー アストロン』スペシャル限定モデルを最速チェック

2018年2月1日(木)17時46分 AUTOSPORT web

 ホンダファンだけでなく、モータースポーツファンも要注目のスペシャル限定ウオッチ『セイコー アストロン エグゼクティブライン Honda NSX 限定モデル』が3月9日に発売されることになった。限定1000本という超レアな一品はどのようなモデルなのか。新着のプロモーションビデオとともに、チェックした。


 ホンダが誇るフラッグシップモデルにして、スーパースポーツであるNSX。2016年から販売され、2代目となる現行NSXはモータースポーツ界でもスーパーGT500クラスに加え、今年はNSX GT3がGT300クラスに参戦するなど着々と参戦台数を増加させている。


 販売から今年で3年目となる現行NSX。サーキットだけでなく、高速道路や街中で目にする機会も増えてきた。思わず振り返って2度見してしまう細部までこだわり抜いた流麗なデザインと、オリジナリティ溢れるメカニズムはNSXならでは。市販車としてだけでなく、サーキットでも憧れのクルマになるNSXの世界観を、まさにそのまま時計の中に詰め込んだのが、このセイコー アストロン Honda NSX 限定モデルだ。


 この限定モデル、デザイン面でのこだわりはとにかくすさまじいのひと言。細部のこだわりを挙げればキリがないほどで、たとえばハニカム柄の立体成型ダイヤルはNSXのフロントグリルをモチーフとしており、実際のNSXと同じダッシュボードのインストルメントパネルのアラビア書体をアワーマークとして採用。

NSXのインストルメントパネルと同じ書体を使用したアワーマーク

 裏ぶたには特殊な3次元加工を施したNSXの専用設計アルミホイールをモチーフにして、センターにホンダの『H』マークが刻印される。さらにはNSXのロゴに『Limited Edition』の文字とシリアルナンバーが。この裏ぶただけでも、細かい工夫が盛り込まれて、ただただ、じっくりと見とれてしまう出来映えだ。
裏ぶたにはHマーク、そしてNSXの文字とともに、ホイールデザインを刻印

 NSXとの共通点はさらに細かく、りゅうずにはNSXのインテグレーテッド・ダイナミクス・システムのダイヤルデザインを採用し、2時、4時の位置にあるストップウオッチボタン(スタート/ストップ/リセット)はNSXのアクセル/ブレーキペダルのデザインを踏襲。
NSXのダイヤルデザインを、限定モデルはりゅうずで表現。もちろん、レギュラーモデルとは違う形状だ

 レザーストラップも、NSXのレザーシートやインテリアと同じブラック&レッドのコンビネーションを採用。全体的なフォルムを含め、ビジュアルのすべてに一から起こしてNSXからインスパイアされたデザインが施され、とにかく類を見ないオリジナリティ際立つ仕上がりとなっている。
NSXのレザーシートと同じブラック&レッドを配色したレザーストラップ

■次ページ:GPS独自技術も搭載。NSX限定ウオッチの動画も


 内部に搭載されるGPSソーラームーブメントは2012年9月に世界で初めてGPSソーラーウオッチを発売したセイコーが誇る独自の技術が満載。スマートセンサー(自動時刻修正)は外出時など、ダイヤルに太陽光が当たると5秒以内で自動でGPS衛星電波受信を開始。


 衣服に隠れて感知できない場合も、記憶された前回強制受信の時刻に自動受信。”地球上のどこにいても、すばやく現在地の正確な時刻を表示する゛の謳い文句よろしく、とにかく毎日、意識することなく正確な時刻が把握できるのは驚きとも言える。

目盛りにはアストロン初のルミブライトを採用。2時位置にあたる308は欧州仕様のNSXの最高時速を表し、異なる色で発光する

 デザイン、そして独自のメカニズムとNSXの世界観を存分に反映させたこの『セイコー アストロン エグゼクティブライン Honda NSX 限定モデル』(メーカー希望小売価格は30万円/税抜)。こちらは限定1000本という少ない本数だけに、これまでのアストロンの特別モデル同様、完売は必至か。


 クルマのNSXはさすがに税込み2370万円〜とお高いが、30万円でNSXの世界感を満喫できて、しかも毎日身につけられて機能的となれば、ホンダファンだけでなく、モータースポーツファン、そしてクルマ好きは見逃せないだろう。発売日は3月9日。それまで、こちらのHonda NSX 限定モデルの世界感を伝える動画を見て、首を長くしてお待ちあれ。


■NSX限定モデルの特設サイトはこちら



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