大人気の『シトロエン・ベルランゴ』に新カラーが追加。“XTR PACK”もカタログ昇格

2021年2月1日(月)14時50分 AUTOSPORT web

 モデル通算で3代目となり、満を持して日本上陸を果たしたシトロエン流MPV『BERLINGO(ベルランゴ)』に、新しいボディカラーとなるディープブルーとメタリックコッパーが追加され、車両本体価格が改訂された。一部装備の仕様変更に加え、特別仕様車として設定されていた“SHINE XTR PACK”も人気を受けレギュラー化されて、2月1日より発売開始となっている。


 2019年10月にオンライン先行予約車を導入し約5時間半で完売する注目を集め、急遽実施された第2回も同様の状況と高い人気を維持する『シトロエン・ベルランゴ』は、2020年8月末から装備充実のメイングレード“SHINE”に加え、あえて装備を一部省きより道具感を強調した“FEEL”の2グレードに、特別仕様車“SHINE XTR PACK”のラインアップが導入されてきた。


 今回その全モデルに新カラーが加わり、従来のアクアグリーンに代わりシックなメタリック系カラーのディープブルーとメタリックコッパーが追加され、人気色のサーブル、ブランパンキーズを含めた4色展開となった。


 FEELでは仕様変更も実施され、ブラインドスポットモニターを標準装備とした以外で基本骨格に変更はなく、PSA最新の“EMP2”プラットフォームを採用。現在のシトロエンのデザインコードのひとつ、2段がまえのポジショニングライトとヘッドライト&フォグランプをラウンドしたノーズ部分に配し、衝撃からボディを保護する独自の『Airbump(エアバンプ)』がドア下部に配される。


 パワートレインも全グレード、先進の1.5リッター直列4気筒ターボチャージャー付きクリーンディーゼルとなるDV5(130PS/300Nm)に、こちらも最新世代電子制御8速オートマチックトランスミッションのEAT8を組み合わせ、JC08モードで21.2km/リッター、WLTCモードで18.0km/リッターの省燃費性能を誇る。

メタリックコッパー(写真)も追加され人気色のサーブル、ブランパンキーズを含めた4色展開となった
室内には合計28もの収納スペースが用意され、Modutop(モデュトップ)と呼ばれるルーフ部分の収納スペースも設定


■ワンタッチでフルフラット状態にすることが可能


 インテリアは独自の世界が構築され、デザイン性とともに競合の『ルノー・カングー』や兄弟車の『プジョー・リフター』などと並んで、欧州では“フルゴネット”と呼ばれるレジャーアクティビティビークルとしての高い機能性も両立する。


 広大な開口部とドア開閉時の省スペースが魅力の両側スライドドアを開ければ、リヤシートは同社の『C4スペースツアラー』同様、幅の等しい3座独立式を採用。このシートは個別に折畳みが可能となっており、座席にはそれぞれISOFIXフックが装備されている。


 またシートそのものもファブリックを貼り込んだリラックス感あるリビングのようなインテリアが演出され、Magic Flat(マジック・フラット)と呼ばれる機能でワンタッチでフルフラット状態にすることが可能に。室内には合計28もの収納スペースが用意され、Modutop(モデュトップ)と呼ばれるルーフ部分の収納スペースも設定。これらを合計して186リッターものストレージが用意される。


 2019年10月の先行販売を経て、カタログモデル発売を記念して設定されたSHINE XTR PACKは、マットオレンジのアクセントカラーをエアバンプ、ランプベゼルなどに配し、前後バンパーのアンダーガード風デコレーション、17インチ“PONTEVEDRA”アロイホイール、フロントドア専用XTRバッジを装備。インテリアではオレンジアクセントが入ったグリーンのダッシュボードとおなじく、オレンジアクセントの専用シート生地を採用している。


 前車追従式の完全停止対応アクティブクルーズコントロールを筆頭に、最新の安全運転支援機能(ADAS)も網羅し、価格は317万〜345万円(税込)となっている。

後席は幅の等しい3座独立式を採用。個別に折畳みが可能となり、座席にはそれぞれISOFIXフックが装備される
先進の1.5リッター直列4気筒ターボチャージャー付きクリーンディーゼルとなるDV5(130PS/300Nm)に、こちらも最新世代電子制御8速オートマチックトランスミッションのEAT8を組み合わせる

シトロエン コール TEL:0120-55-4106

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