ルースを超える二刀流だ ド軍指揮官が大谷翔平に寄せた最大級の賛辞「気をつけながら言わせてもらうが、全く桁違いだ」

2024年2月2日(金)16時0分 ココカラネクスト

大谷のドジャースとの契約を受け、ロバーツ監督も期待に胸を膨らませている。(C)Getty Images

 メジャーの酸いも甘いも知る指揮官も、二刀流スターには大きな期待を寄せている。

 現地時間1月31日、ロサンゼルスの地元局『FOX 11 Los Angeles』のニュース番組に出演したドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、今オフに球団と契約した大谷翔平に対する賞賛の言葉を贈った。

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 まさに今オフの移籍市場における“主役”は、大谷とドジャースだった。彼らが交わした契約は10年総額7億ドル(約1015億円)。野球界はもちろん、プロスポーツ史上でも最高額のメガディールとなった。

 事前の報道を遥かに超える“超”巨額契約を締結した大谷。だが、名門ドジャースで9年間も指揮を執ってきたロバーツ監督は、当然の金額だと考えているようだ。番組で「あらゆる世代で、唯一無二の存在であるショウヘイ・オオタニの全盛期に、ドジャースを率いる意味をどのように捉えていますか?」と問われた51歳の指揮官は、「彼がフィールド上で出来ること、やっていることを考えると、今までショウヘイのような選手はいなかった」と強調。そして、こう続けている。

「スピード、パワー、打力、そしてトップクラスの投手になれる腕の強さと精度の高さ。彼が二刀流で成し遂げた成果は私が見たことがないレベルだ。投打両面で活躍した選手の話になると、なによりも最初に名前が挙がるのがベーブ・ルースだろう。ただ、この『偉大なるバンビーノ』に失礼が無いように気をつけながら言わせてもらうが、私はショウヘイがやっていること、そして彼の身体能力や走力は、全く桁違いだと考えている」

“野球界の神”と称される伝説の存在に気を遣いつつ、29歳の日本人スターに最大級の称賛を寄せたロバーツ監督は、「ショウヘイを知ってわかったのは、彼自身も史上最高の選手になりたがっているということだ」と指摘。直近3年連続で100勝以上を達成する常勝チームにとっての悲願であるワールドシリーズ制覇に向け、大谷がいかに貴重な存在なのかを論じた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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