【巨人】門脇と同じくスターロードを歩めるか 西舘、佐々木だけではないひそかに注目集める「スーパールーキーの名前」

2024年2月2日(金)11時47分 ココカラネクスト

阿部監督も各ルーキーの伸びしろを期待している(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext

 プロ野球は2月1日、オリックスと西武を除く10球団がキャンプイン。野球界の正月ともいえる日を迎え、各球団、新戦力ルーキーの躍動した姿に注目が集まった。

 2020年以来4年ぶりのV奪回を目指す巨人で前評判通りのパフォーマンスを示したのが、ドラフト3位ルーキーの佐々木俊輔(日立製作所・24)だった。キャンプ初日のフリー打撃で快音を連発、持ち味のフルスイングを披露し、指揮官をうならせた。

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 ドラフト1位ルーキーの西舘勇陽(中大・21)もブルペン入り。注目の高速クイック投球で仕上がりの良さをアピールした。

 佐々木に関しては阿部慎之助監督も5番構想を明かすなど、高い期待を寄せている。

 また支配下ルーキー5選手とも1軍スタートとなる中で、ひそかに注目が高まっているのはドラフト4位ルーキーの泉口友汰(NTT西日本・24)にもある。

 遊撃が本職だが、二塁も守れ、内野手の即戦力として期待を集める。ドラフト4位ルーキーで、背番号「35」といえば、昨季は門脇誠が大暴れした。ルーキーイヤーで126試合出場、打率・263、3本塁打、21打点。門脇も当初は堅守で評価を高め、開幕一軍をもぎ取ると、「打撃」「足」と〝武器〟を増やして、ついには坂本勇人に替わって、遊撃レギュラーの座を任されるに至った。

 門脇と同じようなスターロードを歩めるか。注目のポジションはセカンドとなりそうだ。二塁を任される吉川尚輝といえば、守備の名手で知られながら、年間通してのコンディション維持を課題とし、特に夏場に成績を落とすことで知られる。昨年も春先は打率4割超えと好調なスタートを切りながら、終わってみれば、打率・256で終了。本来であれば、足も使え、チーム課題の1、2番打者候補としてここ数年は期待を寄せられながら、定着できていない現実がある。

 社会人ナンバーワン遊撃手と評価された泉口がキャンプ、オープン戦と守備だけではなく打撃面でも順調にアピールを果たせば、開幕一軍入りも十分にありえそうだ。

 チームにおいても、今季は鉄壁の内野陣ともいわれるがサードにコンバートとなった坂本や吉川などコンディション面に不安があったときにバックアップメンバーが必要とあって、泉口の存在は引き続き、注目となる。

 いずれにせよルーキーたちの躍動した姿は球春到来を感じさせる。し烈な争いがいよいよスタートした。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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