「今季もセンター」ミナシアンGMがトラウトの起用法を明言 専門メディアも「議論に終止符を打った」

2024年2月2日(金)6時51分 ココカラネクスト

怪我に悩まされてきたトラウト。守備での負担を考慮すればDHでの起用も考えられるが…(C)Getty Images

 今オフ、エンゼルスは大谷翔平がドジャースへ移籍し、投・打とも再構築が求められている。在籍中、2度のア・リーグMVPに輝いた「二刀流スター」の穴を埋めることは決して簡単ではなく、また、目立った補強の話題も少ないままだ。

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 その中で、大谷とともに打線の軸を担ってきたマイク・トラウトも昨季終了時より、トレード移籍やコンバートの噂も囁かれ、その去就が現在もメディアを賑わせている。現地時間1月29日にはヤンキースからFAとなっていたアーロン・ヒックスと1年契約を結んだことを球団が発表。新たな外野手獲得のニュースにより、トラウトの周囲をさらに慌ただしくさせることとなった。

 だが、米国内ではエンゼルスのペリー・ミナシアンGMの見解として「トラウトは今季も中堅手としてプレーする」と語ったことが現地メディアを通じて紹介されている。エンゼルス専門サイト『FanNation Halos Today』は現地時間1月30日、米識者のサム・ブラム氏のSNS上でのメッセージを掲載する形で、ミナシアンGMの意向を報じている。

 同メディアは、「スーパースター、マイク・トラウトのエンゼルスとの将来をめぐる噂は、オフシーズン中ずっと渦巻いていた。しかし、ゼネラルマネージャーのペリー・ミナシアンは何度もその噂を打ち消してきた」と綴っており、その上で「トラウトがオレンジカウンティに残ることは明らかだが、どのポジションでプレーするかは正確には解らなかった。中堅手アーロン・ヒックスとの契約は、その決定をさらに曖昧にしただけだった」と振り返った。

 続けて「しかし月曜日、ミナシアンはその議論にも終止符を打ち、トラウトがエンゼルスの先発中堅手であることを明確にした」と記し、さらに「トラウトの13年間のキャリアの中で、彼はほとんどの時間をセンターで過ごし、そのポジションで1320試合に出場した」と強調している。

 また、センター以外でのプレーの可能性もあるとしながらも、「今日に至るまで、トラウトは健康なときはリーグ最高の外野手の1人である。そして今のところ、エンゼルスには32歳の選手をそのポジションから外す計画はない」と見通している。

 ミナシアンGMの見解により、これまで同様、今季も背番号27が主軸としてプレーすることは間違いないようだ。チームが立て直しを図る今シーズン、体調が万全となったトラウトの打棒復活を多くのファンが待ち望んでいる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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