ヤマハMT-07がモデルチェンジ。クラッチ操作不要の“Y-AMT”搭載車とともに、2月末発売へ

2025年2月4日(火)18時28分 AUTOSPORT web

 2月4日、ヤマハはスポーツバイク『MT-07』をモデルチェンジし、2月26日に発売すると発表した。


『ヤマハMT-07』は、2014年に登場したストリートファイタースタイルのスポーツバイクで、トルクフルな688cc直列2気筒エンジンを搭載。コンパクトな車体で軽快なライディングが味わえるだけでなく、スマートな車体デザインも目を惹く特徴的なモデルだ。


 今回の改良では、スタイルがよりスリムかつ先鋭的なデザインに変更されたほか、電子制御スロットル“YCC-T”の初採用、MTシリーズのキャラクターをより引き立たせるエンジンサウンドの作り込み、新設計フレームとリヤアーム、倒立フロントフォークの採用など多岐にわたる。


 そして、従来のMT仕様に加え、クラッチレバーやシフトペダルを廃した自動変速トランスミッション『Y-AMT(ヤマハ・オートメーテッド・マニュアル・トランスミッション)』を搭載したモデルが追加された。


 Y-AMTは走行状況に応じてスムーズにシフトチェンジを行ってくれる自動変速モードと、左手の親指と人差し指だけで任意のギヤへシフトできる手動変速モードというふたつのモードを備えており、ライダーにスポーティかつ快適なライディングの両方の楽しみかたを提供する、ヤマハ独自の機構となっている。

ヤマハMT-07のカラーラインアップ。上から時計周りにマットダークグレー、マットライトグレー、ブルー


 このほか専用アプリ『Y-Connect』とつながる5インチTFTメーターや、エマージェンシー機能などの新機能を搭載したフラッシャー、小径LEDヘッドライトなど採用し、先代から大幅に刷新された新型モデルの価格は、通常の6速マニュアル・トランスミッションを搭載する『MT-07 ABS』が96万8000円(税込)。クラッチ操作が不要のY-AMT車『MT-07 Y-AMT ABS』では8万8000円高の105万6000円(税込)となっている。


 カラーラインアップは、ヤマハのレースイメージを強調するブルー、スカイブルーのホイールを組み合わせた未来的でクリーンなイメージのマットライトグレー、シリアスなスポーツイメージを高めるマットダークグレーの3色だ。


・ヤマハ公式サイト:https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lineup/mt-07y-amt/

シフトアップ&ダウン操作を手元で行うシーソー式シフトレバー(左上)、5インチTFTメーター(右上)、小径LEDヘッドライトを採用。下部に薄型のポジションライトが配置された(下)
ヤマハMT-07 Y-AMT ABS(色は左側がマットダークグレー、右がブルー)


■『ヤマハMT-07 ABS』主要諸元

















































全長×全幅×全高2065×780×1110mm
シート高805mm
ホイールベース1395mm
最低地上高150mm
車両重量183kg、※187kg
エンジン形式688cc水冷直列2気筒
最高出力73PS/8750rpm
最大トルク68Nm/6500rpm
トランスミッション6速リターン式
フレーム形式ダイヤモンド
燃料タンク容量13リットル


※MT-07 Y-AMT ABS


投稿 ヤマハMT-07がモデルチェンジ。クラッチ操作不要の“Y-AMT”搭載車とともに、2月末発売へautosport webに最初に表示されました。

AUTOSPORT web

「ヤマハ」をもっと詳しく

「ヤマハ」のニュース

「ヤマハ」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ