バルサ加入のオーバ、アーセナル退団を振り返る「監督も僕も幸せではなかった」

2022年2月3日(木)23時57分 サッカーキング

オーバメヤンがバルサ入団会見を行った [写真]=Getty Images

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 バルセロナに加入したガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが、アーセナルからの退団を振り返った。3日にイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在32歳のオーバメヤン2018年1月にドルトムントからアーセナルへ完全移籍。公式戦通算163試合の出場で92得点21アシストを記録し、2018−19シーズンにはプレミアリーグの得点王に輝いた。また、2020年にはFAカップとコミュニティシールド制覇に貢献した。

 2019年11月からはキャプテンも務めていたが、昨年12月のサウサンプトン戦で「規律違反」を理由にメンバーから外されると、数日後にはクラブが主将剥奪の処分を決定。ミケル・アルテタ監督との溝も深まり、以降はチームから除外されていた。

 結局、2月1日にアーセナルとの契約を解除し、翌2日にバルセロナにフリートランスファーで加入。2025年6月30日までの契約を結んだオーバメヤンは3日にバルセロナ入団会見を行い、アーセナルからの退団劇を次のように振り返っている。

「アルテタとの間に問題があったんだと思う。あまり多くを語ることはできない。彼は幸せではなかったし、それが全てだ。それ以上のことは言えない。僕もあまり幸せではなかったし、こっち(退団)の方がいいんだ」

「複雑な時期があった。サッカーは時々そういうことがある。この件について何か言うとしたら、自分のために言うと、決して悪いことをしたかったわけではないんだ。今、僕はこのことを過去のことにする必要がある。今のことを考えたいんだ」

 また、新天地での意気込みを次のように示している。

「しばらくプレーしていなかったのは事実だけど、頭の中ではすべてがクリアになっている。プレーする準備はできているし、このクラブが少しずつトップに戻っていることは分かっている。バルサはチャンピオンズリーグを勝ち取らなければならない偉大なクラブだ。CLの舞台に戻るために、そして優勝するために、僕はここにいる」

「ラ・リーガでプレーすることは、子供の頃からの夢だった。これは僕の人生の中で最高のチャンスだ。バルサは世界最高のクラブの一つで、だから僕はここにいるんだ。すべてが本当に素晴らしい。ここに来たとき、正直に言うと、とてもいい気分だった。本当に幸せだよ」

「ここでずっとプレーするのが夢なんだ。できるだけ長くプレーし続けられるよう、懸命に努力するつもりさ。そして、クラブに感謝の気持ちを伝えなければならない。ここにいられることを光栄に思うよ」

サッカーキング

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