不起訴のグリーンウッド…復帰か放出か、マンチェスター・U内でも意見は二分

2023年2月4日(土)16時43分 サッカーキング

起訴が取り下げられたグリーンウッド [写真]=Getty Images

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 マンチェスター・Uでは、元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドの扱いをめぐり、クラブ内で意見が割れているようだ。3日、イギリス紙『ガーディアン』が報じた。
 
 現在21歳のグリーンウッドはマンチェスター・Uの下部組織出身で、背番号「11」を着用するなど、将来を期待されていた。だが、昨年1月に自身の恋人に対する暴行やレイプ、殺害脅迫などの疑いで逮捕。その後、レイプ未遂、支配的で強制的な行動、実際に身体的危害を与えた暴行などの罪で起訴され、マンチェスター・Uでの活動が停止となっていた。

 しかし今月2日、主要な目撃者が関与を撤回したことを受け、グリーンウッドに対する起訴はすべて取り下げられた。マンチェスター・Uのクラブ公式サイトの選手リストにグリーンウッドの名前が復活したものの、同クラブは「次のステップを決定する前に独自のプロセスを実施する」としており、同選手の将来は不透明なものになっている。

 “マンチェスター・Uの関係者”が『ガーディアン』紙に語ったところによると、グリーンウッドにクラブでのキャリアを再開させるべきかどうか、クラブ内でも意見が割れているという。大多数のスタッフはグリーンウッドが再びプレーすることに懸念を抱いているようだが、不起訴となった同選手に対する配慮が必要だと訴えるスタッフもおり、「どちらにも転ぶ可能性がある」と同紙は指摘している。

『TeamViewer』など各スポンサーは、今回の件についてノーコメントを貫いている。マンチェスター・Uはスポンサーの顔色など商業的な影響も考慮して、2025年6月30日まで契約を残す同選手をクラブに残すかどうか決めることになるようだ。

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