今冬プレミア移籍破談!スポルティング守田英正のステップアップが難しいワケ
2025年2月5日(水)10時24分 FOOTBALL TRIBE
![](https://news.biglobe.ne.jp/sports/0205/9722499984/fbt_9722499984_1_thum800.jpg)
恩師のルベン・アモリム氏が2024/25シーズン途中でマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任したこともあり、以前からステップアップ移籍が期待されている日本代表MF守田英正。ポルトガル1部スポルティングCPと契約延長の可能性が取りざたされる一方で、プレミアリーグ移籍破談の可能性が報じられている。
スポルティングと契約延長の可能性は、2023年秋頃から取りざたされていたものの、いまだ公式発表はなし。ポルトガル紙『ア・ボーラ』は2024年12月の時点で「2023/24シーズン中の交渉でほとんど進展がなかったが、現在再び議題に上がっている。今後数週間で新たな話し合いが進むだろう」と伝えていたが、同選手は2025年1月7日までに代理人を変更。これまでMF本田圭佑の実兄・本田弘幸氏が手掛ける『エロエ株式会社』の顧客だったが、『CAA Base』の一員となったことにより、移籍が予想されている。
そんななか、『ア・ボーラ』は2月4日にスポルティング所属選手の去就を特集。守田について以下のように綴っている。
「2026年6月で契約満了となる守田は、スポルティングとの契約延長交渉を保留している。スポルティングは契約延長の考えを持っているが、ウルバーハンプトン・ワンダラーズから接触があった。しかしウルブズは30歳間近の選手に1000万ユーロ(約15億9000万円)以上の移籍金を支払うつもりはなかったため、守田の獲得を見送った」
なお本人は2023/24シーズン終了後、インターネット動画配信サービス『DAZN』制作の「内田篤人のフットボール・タイム」に出演。自身の今後について「チャンスがあれば(移籍したい)。他のリーグを知りたいと、ずっと思っている。今だとプレミアリーグがすごく勢いがあるので、すごく興味深い」と、移籍の可能性に言及していた。
欧州カップ戦でも好パフォーマンスを発揮していた守田だが、2025年5月10日で30歳に。2024/25シーズン終了後の移籍ウィンドウでも、スポルティングが同選手の獲得を狙うクラブに対して高額の移籍金を求めるとなれば、2026年6月までのステップアップ移籍はより一層厳しくなるだろう。