相模原、MF兵藤慎剛の現役引退を発表「引退を決めるまで本当に悩みました」

2022年2月5日(土)12時38分 サッカーキング

相模原が、兵藤の現役引退を発表 [写真]=J.LEAGUE

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 SC相模原は5日、MF兵藤慎剛が現役を引退することをクラブ公式サイトで発表した。

 相模原のクラブ公式サイトには、以下のように兵藤のコメントが掲載されている。

「2月1日をもちまして兵藤慎剛はプロとしてのサッカー選手を引退することを決意しました。これまで応援していただいた全ての方に感謝しかありません」

「引退を決めるまで本当に悩みました。『できることならずっとプロサッカー選手として続けていきたい』という気持ちはありますが、昨年に続きなかなかチームが決まらないということは自分にもそういう時期がきたのではないかと思い引退を決断しました」

「1993年にJリーグが始まり、そのブームと共に自分のサッカー人生はスタートしました。茂木SSS、海星中学、国見高校、早稲田大学とこれまで指導に携わっていただいた監督、コーチ、そして素晴らしい仲間のおかげで成長できプロサッカー選手になることができました」

「そして、横浜F・マリノスでプロとしてのキャリアをスタートし、北海道コンサドーレ札幌、ベガルタ仙台、SC相模原と素晴らしいクラブでプレーできたことは本当に幸せでした」

「プロとして、いい時期ばかりではなかったですが偉大な先輩、最高のチームメイトとサッカーをできたこと。素晴らしいファン、サポーターの声援を受けてピッチで楽しくプレーできたことを僕は忘れません」

「今後は、自分の可能性を広げるためにしっかりとたくさんのことを学んでいきながら、微力ながら日本サッカー界に貢献していけたらと思っています」

「最後に、日本サッカー協会の皆様をはじめ、Jリーグに関わるすべての人に感謝を伝えたいと思います。ありがとうございました。 Jリーグがより素晴らしいリーグになることを願っています」

 現在36歳の兵藤は、国見高校、早稲田大学を経て、2008年に横浜F・マリノスへと入団。元日本代表の栗原勇蔵氏とともにキャプテンを務めるなど、厚い信頼を寄せられた。2017年には北海道コンサドーレ札幌、2019年にはベガルタ仙台へと完全移籍で加入。2021年はしばらくの間所属クラブがなかったが、8月に相模原へと加入した。Jリーグでは、通算345試合に出場。通算得点は36得点だった(いずれもJ1・J2・J3通算)。

サッカーキング

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