「俺が監督だったら、殴っているよ」レギュラー白紙を申し出た西武・源田に高木豊氏が怒りの提言 「チームを引っ張っていくのは誰なんだ」
2025年2月6日(木)20時10分 ココカラネクスト
高木豊氏
昨年歴史的な低迷を招いた西武のリ・スタートが注目されている。
ただそんなチームではオフにキャプテン、源田壮亮の不倫騒動が勃発。本人は強く反省して、西口文也監督にレギュラー白紙を申し出たことも伝えられている。
【西武全ポジション白紙】『喝︎え?なんで?』絶対的レギュラー源田選手がポジション返上へ!ドラフト2位ルーキー渡部聖弥選手の状態は?【プロ野球】
一方、チームキャプテンの反省の取りかたをめぐっては球界内からも考察の声が出ている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は6日に自身のYouTubeチャンネルを更新。「【西武全ポジション白紙】『喝!!え?なんで?』絶対的レギュラー源田選手がポジション返上へ!ドラフト2位ルーキー渡部聖弥選手の状態は?【プロ野球】」と題した動画の中で源田について言及している。
動画内で高木氏は源田が反省の意を込めて、レギュラー返上、白紙を指揮官に申し出たことに触れ「いや、白紙にならないって」「俺が監督で、源田がそういうことを言ってきたら、俺は殴っていると思う」と現代ではコンプライアンス的にはアウトだが、心情としては、それぐらい厳しく突っぱねるとした。
具体的な意図についても言及。「気持ちはわかるけど、チームを引っ張るのは誰なんだ お前しかいないんじゃないのか」としながら、球団が源田にかけてきた期待値の高さにも触れた。
「お前に球団がどれだけ期待をしてきたのか、キャプテンをやっているのはそういうことだろうと」して、続けて「今年からチームを全力で引っ張りますとなぜ言えないんだ、俺だったら怒る」と責任のとりかたの方向性に疑問を呈した。
西武ファンに対しても失礼だとした。勝つことが最大のファンサービスとなることで、昨年歴史的な低迷を招いた。今季こそ巻き返しを期す中で、果たして源田のレギュラー白紙がファンに報いることになるのか、「(ファンは)思えないでしょう」と終始、厳しい表情で語った。
背景には屈指の守備力を誇る源田にはライバルがいないこと、チームキャプテンとして、率先してチームを引っ張ることを願っている。
あくまで今回の源田の責任のとりかたに関しては「俺は絶対、違うと思う」と反対の姿勢を示していた高木氏。動画内では即戦力として期待される、ドラフト2位ルーキーの渡部聖弥についても語っている。
厳しい叱咤も応援するからこそ。1からのスタートを誓っている背番号6はとにかく結果を残すしかなさそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]