山下美夢有がデビュー戦で12位発進 週末の大声援を求めて「上位に行けばギャラリーも多くなる」

2025年2月7日(金)10時35分 ALBA Net

山下美夢有が好発進(撮影:ALBA)

<ファウンダーズカップ 初日◇6日◇ブレイデントンCC(米フロリダ州)◇6465ヤード・パー71>

最終予選会(Qシリーズ)をトップで通過し、これがルーキーとしてのデビュー戦。山下美夢有は4バーディ・1ボギーの「68」をマークし、3アンダー・12位タイ。「コンディションが難しいなかのラウンドだったけれど、あしたにつながるプレーができた」と充実感とともに振り返った。


「日本の試合よりもリラックスできているなと感じた」と、スタートの10番ティから気持ちは落ち着いていた。Qシリーズでもタッグを組んだ、JBことジョン・ベネット氏とのコミュニケーションを取りながら、しっかりと歩みを進めた。

11番パー3でバンカーから寄せきれずボギーが先に来る展開だったが、17番パー5で5メートルを決めてバーディ。「そこから狙いたい方向に打てるようになった。風は強かったけれどタテ距離も合ってくれた」と後半は3つのバーディを奪った。3メートル前後のチャンスをいくつか外したことを嘆くも、持ち味のショットは「リズムよく回れた」と自信を持つことができている。

距離を長く感じるホールは風が味方についた。「そこはフォローの風が強くて、練習ラウンドでの距離よりも20〜30ヤード前だった。救われた部分もあった」。あすは風がより強くなると見込まれる午後組でのティオフ。より風とお友達になることが大事になる。

日本と比べればギャラリーは少なく、バーディを獲っても拍手はまばら。さらに予選ラウンドの組み合わせはネリー・コルダ(米国)ら大会最注目組の“真裏”でもある。「試合感はあるけれど、日本の盛り上がりとはまた違う。こっちはこっちで好きです」と言うが、やはり大きな声援は浴びたい。「上位に行けばギャラリーも多くなってくるので、上位に行けるように頑張るのみです(笑)」。ペアリングのためにも、さらに浮上して決勝ラウンドへ進みたい。(文・笠井あかり)


<ゴルフ情報ALBA Net>

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