WRC:第2戦スウェーデンの最新アイテナリー発表。当初より8つ少ない全11ステージで構成

2020年2月7日(金)13時52分 AUTOSPORT web

 2月13〜16日に行われる2020年のWRC世界ラリー選手権第2戦スウェーデンのアイテナリー(走行スケジュール)の最新版が発表された。当初は全19ステージの実施が予定されていたが、最新版では全11ステージへと短縮されている。


 スウェーデンを中心に隣国ノルウェーも使って争われるラリー・スウェーデンは、WRCで唯一のフルスノーイベントとして行われる一戦だ。


 しかし、2020年は北欧も日本と同じく暖冬となっており、季節外れの暖かさが続いていて、雪不足や路面の凍結が充分ではないなどコンディション面の不安から、一時はラリー・スウェーデン自体の開催中止も取り沙汰された。


 最終的にはWRCプロモーターと地元オーガナイザー、参戦メーカー、そしてFIAによる協議の結果、予定どおり4日間の日程で開催されるものの、走行距離が当初予定の約300kmから約180km程度へ短縮されることが決まっていた。


 2月6日に発表された最新のアイテナリーは、上述の協議結果を踏まえて再構成されたもの。全4日間に設定されたSS(スペシャルステージ)は当初の19から8つ少ない、11SSでの実施が予定されている。


 競技初日の13日(木)は現地9時1分(日本時間17時1分)に大会開幕前最後の走行チャンスとなるシェイクダウンが行われ、同日20時8分(日本時間14日4時8分)に全長1.9kmのSS1が行われる。


 翌14日(金)は、SS2〜4と当初SS8として組み込まれていた“トルシュビー・スプリント1”を含む全4SSを走行。15日(日)は14日の4SSを再走する形で同じく4SSが行われる。


 競技最終日の16日(日)はSS17〜18として組み込まれていた全長21.19kmの“リケナス”を2回走行する予定。最終SSとなる“リケナス2”はステージ上位にボーナスポイントが与えられるパワーステージとして、現地12時18分(日本時間20時18分)に先頭車両がスタートする。


 これら全11SS合計の走行距離は171.64kmで、当初予定されていた301.26kmより129.62km短縮しての開催となる。


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