角田裕毅、2026年はキャデラック入りも選択肢か 他候補より優位との見解も「市場価値ではボッタスを上回っている」

2025年2月7日(金)17時30分 ココカラネクスト

新レギュレーションとなる2026年は角田にとって転機になりそうだ(C)Getty Images

 レーシングブルズとの契約が2025年限りとなっている角田裕毅は翌年のシートを得られるのか。海外メディアでは、オフシーズンも日本人ドライバーの去就が話題となっている。

 米スポーツサイト『LastWordOnSports』では現地時間2月6日(日本時間7日)配信の特集記事において、角田の来季を占っており、2026年から参入するキャデラックへの移籍の可能性もあり得ると見通している。

【動画】予選3位の好走に角田裕毅もガッツポーズ!スタッフと歓喜を分かち合う歴史的瞬間の映像

 同メディアは、今季終了とともに角田がレーシングブルズから離れる可能性が高いとし、来季に向けても各チームのシートもほぼ埋まっている状況から、「選択肢が限られている」と主張。だがその一方で、「あまりツノダと関連付けられることのないチームの1つにキャデラックがある」と綴っており、噂に上がるドライバー候補と角田を比較。同メディアは、「コルトン・ハータやバルテリ・ボッタスが最有力候補とされているが、市場価値の面ではすでにツノダのほうがボッタスを上回っている可能性が高い」と評価する。

 加えて、「24歳のツノダが今シーズン、チームメイトとなるアイザック・ハジャーを上回るパフォーマンスを見せれば、彼の市場価値がさらに高まることは確実だ」などと論じている。

 また他にも、今後のドライバー市場に関して、「ほとんどのドライバーの契約が2026年末で満了を迎え、2027年以降も契約があるドライバー(マックス・フェルスタッペンなど)も、約18か月後には新たな選択肢を探ることが予想される」と指摘。2026年でのパワーユニットや空力面などのレギュレーション変更の影響により来季以降、「勢力図が大きく変わる可能性がある」と見通しており、F1全体でのドライバー移籍が活発化すると同メディアは予想する。

 その上で、「ツノダにとって最も重要なのは、理想的なチームを見つけることではなく、まずはF1でのシートを確実に維持することだ」と訴えるともに、「どこであれグリッドに残ることができれば、レッドブルの制約を受けることなく、上昇する自身の市場価値を活かせる立場に立つことができる」などと持論を並べている。

 5シーズン目を数えるトップカテゴリーでのキャリアをこの先も繋いでいくためにも、角田にとって2025年は重要な1年となることは間違いない。やはり今季、開幕から高いパフォーマンスを披露し、F1ドライバーとしてこれまで以上のリザルトを残すことが不可欠だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

ココカラネクスト

「日本」をもっと詳しく

タグ

「日本」のニュース

「日本」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ