大谷翔平の2025年偉業達成を米メディアが予測 4度目の“40-20”実現への期待感も「A・ロドリゲスの最多記録に並ぶ」
2025年2月7日(金)18時30分 ココカラネクスト

今季も大谷は様々な偉業を達成してくれそうだ(C)Getty Images
2025年のMLBも開幕前にして、“日本人スター”のパフォーマンスに関心が寄せられている。
昨季、ドジャースの大谷翔平は昨季、シーズンを通して指名打者として出場し、史上初となる「54本塁打・59盗塁」を達成。自身初のワールドシリーズ制覇も実現となるなど、大きなインパクトを残す1年となった。
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そして間もなく訪れる新シーズンでも、大谷がバットと走塁でどのような成績を残すのか、米国内ではすでに議論の対象となっているようだ。米メディア『Athlon Sports』でも今季の大谷について、「歴史に名を刻む可能性のある選手の筆頭」と位置付けるなど、昨年に続いての偉業達成に期待を寄せている。
同メディアは、メジャー公式サイト『MLB.com』により先頃公開された2025年における大谷の成績予測「141奪三振・43本塁打・34盗塁」を引用する形で新シーズンを展望。「今季予測される本塁打、盗塁を記録すれば、30本塁打・30盗塁(30-30)を2年連続で達成した選手のリストに名を連ねることになる」などと指摘している。
さらに『Athlon Sports』では他にも、過去3度にわたって大谷が成し遂げている「40本塁打・20盗塁」の可能性にも触れており、「4シーズン達成すれば、アレックス・ロドリゲスが持つ史上最多記録に並ぶことになる」と主張する。
加えて、2シーズンぶりに投手として登板も予定されていることで、“二刀流”での記録にも言及。「MLB史上、打者として15本以上の本塁打を放ち、投手として100奪三振以上を記録した選手はオオタニただ1人。この偉業を2021年、2022年、2023年と3年連続で達成している」と振り返っている。
同メディアは、今季での打撃、走塁、そして投手での活躍を見通し、「マウンド復帰を控える今、オオタニはすでに数々の記録を塗り替えてきたが、さらに唯一無二の存在へと進化していくだろう」と綴っている。
毎シーズンのように歴史的偉業を達成し、往年の名選手との比較が行われている大谷。そして今季も、投打における個人スタッツに対し多くのファンから関心が向けられることも間違いない。人々の想像を超える“ユニコーン”のパフォーマンスは、2025年もメジャーの大きな見どころの1つとなりそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]